女の子の声。
僕は体を起こし辺りを見回した。
気持ちの良い風が来ていつの間にか芝生で眠っていた。
「あ!」みつかった。
白い鳥を肩にのせた女の子。
初めて見る子だ。
こっちに来る。
「あの。こ、この辺に食事が出来る所ありませんか?」
お腹の鳴る音がして彼女は顔を赤く染めた。
7/24 「ぐー」
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私の畑でおじさんが動いていた。
葉っぱ色のTシャツは考えて着てきたに違いない。
箱にトマトを詰めながら時折辺りをうかがう。
「そっか」
マコが指を弾くとおじさんが悲鳴を上げて尻餅をついた。
その横でトマト達が踊っている。
腰を抜かしているおじさんに近付き私は言った。
「ここで働きませんか?」
7/25 「真っ赤なトマト」
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先生も誰も教えてくれなかった。
どうしよう?
どうしたらいい?
そうだネットに。
「ねえ、誰か教えてよ」
書き込んでみた。
しばらくしてきたレス。
「マジ?」
「かまってちゃん乙」
・・・役に立たない。
あ、着信、誰だ?
「もう戻れないよ昨日には」
それは気持ち悪い声だった。
7/28 「頭から離れない」
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「これ知ってる?」
本が目の前に差し出された。
細い足が制服のスカートから伸びている。
顔を上げると私がいた。
まるで鏡を見ているかのようだ。
驚いて見つ めてしまう。
「どうしたの玲奈?」
そうだこれは瑠衣だ。
鏡じゃない。
「この本私達にすごく似てるんだ」
そう私達の親も離婚していた。
本と同じだ。
7/30 「本の題名は?」