140novel(2014/7/15-20「部屋間違えました」他 | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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「つかれたー」
絨毯に大の字で寝そべる。
幸せ。
少しウトウトする。

その まま何分たったのだろう。
ガチャガチャガチャガチャ。
玄関から音がする。
鍵?
誰かがドアを開けようとしている。
覗き窓から見るとすごい形相をした女。
汗で化粧が落ちかけてる。

「なんで開かないの!」
叫び始めた。
怖い。
誰なの?

7/15 「部屋間違えました」


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普通だと思っていました。
門限は11時。
決して早くはありませんし。
家の鍵はお母様が管理していました。
11時になると金庫から鍵を出してきて厳重に締めます。
ええ。
それは勿論外から開けられないどころか
内側からもその鍵が なければ開けられません。
そうですか。
やはり貴方のお家も違うのですね。

7/16 「鍵」


★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★


「この辺に病院ありませんか」
運転席の男は言った。
お母さんは看護婦だ。
病院は近い。
後部座席には苦しそうな男性。
でもそれは嘘だった。

私はグルグル巻きにされ山に連れて行かれた。

助けて。
口は塞がれていて声にならない。
突然浮かんだおばあちゃんの顔。

その時男達の背後に現れたのは白い犬だった。


7/17 「おばあちゃんは」


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「おばあちゃん起きてたんだ」
姉が牛乳を飲みながら言った。
朝8時。夏休みの朝。
コツコツコツコツ。
おばあちゃんはテーブルの端をゆっくり叩いていた。

お母さんは昨日から夜勤。
今日のご飯当番は私だ。
「お姉ちゃん食べる の?」
すると洗面所から声がした。
「だめ~時間ない」

今日も一日が始まった。

7/17 「日常なの」


★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★


血だ。
幼い足から血が流れている。

「さっさと来い!」
男は杖を振り上げている。

私は走った。
杖は私の顔をかすめた。
頬を痛みが走る。

「なんだお前は」

男の子を抱きしめる。
私にできること。
それは一体なんだろう。


「うちは飼え ないって言ってるでしょ!?」
お母様の声。

・・・またみつかってしまった。

7/20 「だめなのかな」