140novel(2014/6/7「穴と猫の視線と」他 | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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長袖のシャツ、長ズボン、それに軍手。
完全武装したにも拘らず蚊に刺さ れた。
まだ10分とたってない。
「ったく」

これも全部あいつのせい。

「後、頼むな」
あいつはそう言って出かけていった。
どうせまたパチンコだ。

ガサガサ。
音に驚いて振り向く。

「なんだ猫か」

だが猫の視線は私を捕らえて離さない。


6/7 「穴と猫の視線と」


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クニコは単車に跨るとエンジンをかけた。
ひさしぶりの感覚だ。
ミリが家 に住むようになって半年が経っていた。
寂しがり屋で泣き虫で。
でも礼儀はわかってるやつだった。
なのに挨拶もなしに「消えた」。
残ったのは1通のメールだけだ。
「ありえないよ」
クニコの呟きはエンジンの音に吸い込まれていった。


6/7 「感想文」

†。o○o。∈・^ミ£\"゜.+:†。o○o。∈・^ミ£\"゜.+:



安売りのチラシが目に入った。

隣町へ自転車をこぐ。
約15分。
ちょうど 雨はやんでお店の中もすいていた。
クーラーの風が心地いい。

目当てはお刺身。
たった100円。

「普通買うわよね」
見知らぬ人が話しかけてきた。
「はい」笑 顔で答える。

支払いを済ませて外に出る。


しかしそこに自転車はなかった。


6/11 「末路」