140novel(2013/11/23-30「マックって大変だ」ほか | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
コメントいただくと泣いて喜びます★

その人の頭は遥か上にあった。
もともと背の低い私。
でも彼は2mはある と思う。

日曜日買い物帰りに偶然彼を見かけた。
ちょっと嬉しそう。彼女とデートかもしれない。
私はこっそり後をつけた。

電車に乗り隣の駅へ。
飲み屋街の先 で彼はビルに入った。
看板を見て私の恋は終わる。

そこは女装会館だった。


11/23 「それでもやっぱり恋は恋」
。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。



少年は車椅子に乗り目の前の川を見つめていた。

「こっちにおいでよ」そ う言って私は彼に手を差し出す。
「なんで?」不思議そうな顔。

「こっちに来ればなんでも叶うよ」
私の答えに少年は目を開いた。

「ママ、僕なんでもできるよ。だって生き返れたもん」
涙を流して頷く母親を残して私は病室を後にした。


11/24 「ドクター」
。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。



「これ、見ろよ」

シンが差し出したのはユイの携帯だった。
汚れてボロボ ロの。

「どうしたの、これ?」
私の声は震えた。

ユイはいつも立っていた。
私達が道端にしゃがんでる間もずっと。
モデルみたいに綺麗で細い足が見えるよう に。

「スカウトされたよ~!」
嬉しそうなメールが来てたのは1週間前だった。


11/25 「路上」

。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。



クミがマックに駆け込んだのは閉店10分前。
その時レジには顎に包帯を 巻いた子供を連れたおばさんがいた。
顎が外れたのはビックマックのせいだと訴えている。
店員の困った顔。

でもクミも困っていた。

一刻を争う。

「これ今日ま でなんです!」

その紙には「マックひとつただ」と下手な字で書いてあった。



11/25 「マックって大変だ」


。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。━♪━。:*━♪━*:。



緊張しながらドアを開けると男が二人立っていた。
一人は黒いジャンバーにネクタイ。
もう一人はネクタイすらしていない。
やっぱりドラマで見るのとは違う。
 「すいませんね夜遅くに。」
中年の方の刑事が話し出した。
「朝このマンションで事件がありまして」
「え?」
「植木鉢が落ちてきたんですよ。頭に」

11/30
 「悪意のない殺人」