140novel投稿(1/16-19)+続編 | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

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真っ白な世界に私はただひとり。

ここまで着けた足跡もなにもすべてを消し去る消しゴム。

昨日出会ったちぃちゃん。
「明日もブランコで待ってるね」と言った。

公園とわかる場所で名前を呼ぶ。
「ちぃちゃん?いるの?」

私の声だけがそこに存在していた。

ブランコが揺れた時そこには雪だるまが乗っていた。


1/16 「消しゴムが降った」
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「遅刻!?」
ベッドから飛び起きた。
外は真っ暗。

「ん?夢か」
時間を見ようと手を伸ばす。
だが枕元にあるはずの時計はない。
起き上がり手探りで照明のボタンを押す。
停電かな?
何度やっても着かない。
カーテンを開けてみた。
だが外から入るはずの灯りもない。

そうだ思い出した。私が光を消した事を。

1/17 「失明」
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 「迎えに来ました」
声をかけてきたのは小さい女の子だった。
右手には黄色い傘を持って赤い帽子をかぶっている。
「私を?」
「はい」
女の子が頷くとそこに電車がやってきた。
「乗りませんか?あなたの思う場所に行けますよ」
そして彼女はえくぼを作った。
「ただし2度とここには戻れませんが」
1/18 「選択」
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「それで?」
聞かれても不思議に思い出せない。
思い出したくないコトを消す。
ただそれだけだ。
痛みも忘れる。足を削った後は全部忘れてる。
部屋中に私の破片が飛び散る。何日かしてそれを拾う。

「ホントウを知りたくはないか?」
目の前のおばあさんの膝掛けの足下は濡れていた。
微かに海の匂いがした。

1/19 「人魚」

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何かがぶら下がって揺れていた。
「またか」
僕はもう慣れてきていた。
「どうせ作り物なんだからさ」
そう言いながらミィちゃんを見ると、
まだ震えていて、オバケでも見たように顔が青白くなっていた。

「か、お・・・」
小さい震える声。
「顔?」
言われて僕は上から吊るされている人の顔を覗き込んだ。

「12-9」
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