140novel投稿(8/19-8/21) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
コメントいただくと泣いて喜びます★

サイトからメールがくる。
彼からだ。
ログインして見に行く。
何してた?とか、昨日チャット楽しかったね、とか。
たわいのない話。だけど最後には好きだよって。
いつも書いてくる。
ただの文字。
だけどなんでだろう?
待ち合わせした時間。
お腹痛くて約束破ったあの日。
メールアドレス教えちゃったんだ。

(8/19)"ネット恋愛-1"
******************

メールアドレスは彼へのお詫びとログインが面倒だったから。
もちろんサイトからは禁じられてる事だ。
彼からはすぐ喜んでるメールがきた。
返事をするとすぐメールはくる。
「今帰るとこだよ」
「お疲れ様、ちゅっ」
チャットでメールで。
お互いの口が重ならないキスをした。
星の数ほど
数えきれないくらい。

(8/19)”ネット恋愛-2"
****************

回転寿司。
彼女は不思議がってた。
「嫌?」
「私好きだよ」
彼女は慣れてた。
回っている物は全く食べずに板前に注文して握らせる。
食べ終わると駅で別れた。
僕が握ったのは手だけ。
キスは。
「人が多すぎて恥ずかしいもん」 
警察に向かう。
彼女にはメールで別れを告げた。
業務上横領。
金は全部彼女の物。

(8/19)”OSUSHI"
***************

かたつむりさん。
スーパーで買った水菜に着いていた。
小さいかたつむりの赤ちゃん。可愛くて。
指に乗せると指の上をくすぐったく歩く。
マンションの植木に放して水をあげた。
それから毎日水あげて気にしてたんだ。
暑い暑い日。
「さよなら」
彼から言われた日。
かたつむりさんも私の前から消えていた。

 (8/21)"かたつむり"
*************

山の中。
洞窟に隠れた研究所。
「目覚めたか?人造人間19号よ」
博士の声が響いた。
誰も返事をしない。
「ん?失敗はないはずだが」
博士は棺桶のような物に横たわる女性を覗き込んだ。
「ふぁ~」
女性があくびをすると博士は口に吸い込まれてしまった。
しばらくして、くしゃみをした時に出てくるのだが。

(8/21) "人造人間19号”