ずっと待ってた、渡せるチャンス。
廊下を歩く彼を見つけた。
追いかけた「待って」
言えなかった。
トイレに入った彼を待つ。
恥ずかしくなって、俯いてた。
そしたら、私の前で止まった靴が見えた。
「付き合って下さい!」
差し出したラブレター。
顔をあげた私は青ざめた。
彼じゃない!
「ごめんなさい」
え?
(6/28)"あんた、だれよ?”
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「あの子マジうざい」
廊下を曲がったところで聞こえた。
聞き覚えのある声。
まさか。違うよね?
昨日、「人の悪口言うやつサイテー」って言ったよね。
私と声合わせてさ。
聞きたくなかった次の言葉。私の名前。
悔しいから顔見た。ガン見した。
親友って思ってた私がバカだったの?
ハハ震えが止まんない。
(6/28)"あんのないアンパン"
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私なにしてるんだろ?
「ねぇ、私の事、好き?」
電話してた?誰に?
「しつこいなー切るぞ」
「死んでやる」
「またか。死ねば?」
あ。。
「すぐ来てくれたら死なないから」
「しつけえ!」
プチっ。ツーツー。
切られた電話と手首。
血がいっぱいお風呂場に。
赤い。
誰か助けて。
私が死んじゃう?
ん?私、死?
(6/28)" くだらないよ"
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ブランコは錆びている。
シーソーは折れている。
子供も遊ばない公園。
くしゃくしゃに丸められてゴミ箱に捨てられた私。
やっぱりそうだよね。
私はそんなにいいものじゃない。
群青色の厚い雲から涙雨こぼれてきた。
全部消して下さい。
私に着いていた汚れた物を。
みんな流して下さい。
真っ白に。
空っぽに。
(6/29)"丸めて"