140novel投稿(6/7-8) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
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襖を開けたらヤツがいた。
「君は毎日がつまらない。そうだろう?」
「うん」
「だからつまらない日々は燃やしちゃおうぜ」
そしてライターを取り出した。
「え?!やめ・・」
「大丈夫だって」
ヤツはニヤリと笑った。
すぐにボロ下宿は灰となった。
僕は警察に追われる毎日スリリングな生活をする事になる。  (6/7)
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私が生まれたその日その時、おじいちゃんはこの場所に立ってた。
「生まれたよ」
そう聞くとおじいちゃんは種を一個植えてくれたんだ。
それから毎日様子を見にきて。
芽が出た日には私を連れてきてくれた。
今はおじいちゃんはもういない。
けれど、この木が天に届くその日までここで私を見守ってて下さい。  (6/7)
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学校帰り、私は毎日ポストを見る。
別に意味はなかった。
癖みたいなものだ。
でも不思議な事に今まで1通も手紙が入っていた事はない。
お母さんが風邪を引いて寝ていた日、初めて手紙が入っていた。
女の人からだ。
寝ているお母さんには黙って
開けてみるとそこには小さい頃の私の写真。
「返して」って?  (6/8)
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写真の裏に書かれた
「返して」って文字。いったいどういう事なの?
私の事、なの?お母さん?
私はその手紙を自分の机の引き出しにしまった。
どうする事もできなくて。
だけど心の隅っこに生まれた煙がだんだん大きくなっていった。
その日から私の、
お母さんを見る目が変わってしまったんだ。 (6/8)
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その日、僕は新人賞の授賞式が終わって、空港に向かっていた。
空港には彼女と、僕の読者第一号の、彼女の妹が待っている。
え?何か追いかけてくる?
「おめでとうございます!」「お話し聞かせてください!」
ごめん。急いでるんだ!
え?手を離せ!?
キャーって叫び声。
何故だか地面が近く冷たかった。  (6/8)