140novel投稿(6/3-6) | 蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

蟻来たりでスミマセン(´ェ`*)

どこにでもありそうな小説を書いています。
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掃除の時、僕達は箒をバットにして野球をしてた。
すると
「やめて!」
転校してきたばかりの女の子が、いきなり箒を奪った。
そして箒を撫でる。
「返せよ」
「いや」
「掃除するから」
でもあの子は言った
「ダメ、この子泣いてるの。」
え!?
次の瞬間突然箒が動き出し、
彼女の体は空中を引きずり回された。  (6/3)

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廊下を空中ってより天井すれすれ、
すごいスピードだった。
箒がまるであの子を振り落とそうとしているみたいだ。
「危ない!」
頭を抱えて怯える友達を残して僕は彼女を追いかけた。
廊下の先、外まで彼女は必死で箒を握っていた。
が、外に出た途端、彼女は体勢を変え、箒に股がった。
空を箒に乗り飛ぶその姿はまるで魔女のイメージそのものだ。
「かっこいい」
思わずつぶやいていた。
僕もそのうち空を自由に飛んでみたい。
そう思った。 (未発表)
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「お疲れさまー」
「あ、どうも」
「優子ほんと疲れてない?今日?」
「そーですかぁ?」
「切れがなくてまるで別人だよ~」
「ハハハそうですかー?」
ディレクター鋭い。
いくら好きで踊ってるとはいえレッスン受けてたわけじゃないから。
本物はうまいし。
あ、でも今は私が本物だ。
当てたんだ、宝くじ。  (6/5) 
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「いつ来たの?」
彼は振り向かずに言った。
並んだベンチの後ろから私は彼の首に手を回し抱きしめた。
すぐに駅に音楽が流れた。
もう来る時間。
「お別れの時間だ」
そう言って彼は私の腕を引き剥がす。
「どうしても、行くの?」
そんな言葉しか出なかった。
「うん、元気で」
その日、太陽が黒い涙を流した。  (6/6)
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「僕、ずっと前から気になってた事があるんだ」
下校中、ある日突然友達が言った。
毎日一緒に通学してるのに。
いつも楽しく話をして学校に着くのがすごく早くて。
帰りだって別れ道まで何を話したかわからないけど、楽しくて。
「なに?」
彼はちょっと躊躇したけど言った。
「君って誰?」
そう僕は幽霊さ。  (6/6)
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電車が嫌い。
バスが嫌い。
息が詰まるよ。
みんなが僕を見る。
僕は変かな?
怖い。
じろじろ見ないで。
わかってるよ。
見なくても僕を見てるって。
監視してるんだ。
ママに言われたの?
それともパパに?
先生に?
バスを降りると走った。
思い切り。
誰も追いかけてこなかったけど不安だった。
なぜだかいつも。  (6/6)