呆れた。もう6月だ。誰がなんて言ったって暑いよ。
「フリース?信じらんない」
恥ずかしいから離れて歩く。話す言葉なんて見つからない。
帰りたい。ちょうど駅が見えた。
「私、帰る」
改札目指して早歩き。
けど、先回りされた。
「待って、フリース捨てるから」
弱いんだこの顔に! (6/1)
----------------------------------
暗い夜道をひたひたと音を立ててやって追ってくる物がある。
振り向いてみたけど誰もいない。
しかも同時に音もピタリと消えた。
「誰?誰かいるの?」
怖くて声を出してみた。
しーん。返事もない。気のせいかな。
歩き始めるとまた音がする。
街灯に照らされて影が見えた。
それは私の頭の上に浮かんでた。 (6/2)
-----------------------------------------
モンスターの朝は早い。
6時半の電車に乗ってくる。
座りたいからと、60年以上そうやって
一番に着いて新聞を読むのが日課だ。
モンスターの話は長い。
1時間などすぐだ。
足が弱っているなら
立ち話をやめ座ればよいのに同じ話を毎日繰り返す。
そして我々防衛軍は
今日も朝からエネルギーを吸われるのだ。 (6/2)
------------------------------------------
ぼくが 君が 指で触れると 一瞬で花が咲く
優しく綺麗に咲く花は 生きる希望
血と毒にまみれる花は 呪詛と罵倒
そして花はすぐに散り 花びらが風に乗って拡散する
つぶやきとなってやがて消える
ぼくの作った花束を君に届けよう
君の心の中で
すぐ散ってしまってもかまわないから (6/2)
----------------------------------
ネットで知り合い、優しい言葉をかけてくれた、彼が救いだった。
会ってお礼が言いたい、そう言って会う約束をしたんだ。
でも待っても彼は現れなかった。
なうを見ると彼から
「紫のワンピース似合ってたよ」と書き込みがあった。
「来てたの?」
「うん、けどね、君には僕は見えない。
僕は透明人間だから」 (6/2)
-------------------------------------
今日も暑い。
溶けそうだ、1キロは確実に痩せる。
それもこの着ぐるみの中にいるから。
まるでサウナ、汗が体中から流れ出る。
電車の中、視線が突き刺さる。キチガイ扱いだ。
でも、こんな思いをしても、行くよ、君の足許へ。
着いた。
ちょうど君は上級生に囲まれていた。
「パンダマン参上!」
僕は叫んだ。 (6/2)
-----------------------
すぐに僕に視線を移した上級生達は
まるで餌を見つけ舌嘗めずりする虎のようだった。
あの子を守るんだ。僕はその為にここにいる。
ボコボコに殴られても着ぐるみのお陰で耐えられた。
「あれ?こいつ白黒のパンダだったよな?」
いつの間にか血が染みて
赤黒パンダになってた。
「・・動物虐待・・・」
そう言うのがやっとだった。
パンダが殴られている
通報があって、警察が来て、上級生たちは逃げた。
やがてみんな捕まった。
僕の着ぐるみを面白がって付いてきた人達が
警察に話したから。
こうして僕パンダマンの活躍で
一件落着?
でも
体中、汗疹と傷でヤバイ・・
--------------------------------------------
パンダマン続編は140novelにはあげてません。
書かないほうがよかったかも?(^^;
まるで餌を見つけ舌嘗めずりする虎のようだった。
あの子を守るんだ。僕はその為にここにいる。
ボコボコに殴られても着ぐるみのお陰で耐えられた。
「あれ?こいつ白黒のパンダだったよな?」
いつの間にか血が染みて
赤黒パンダになってた。
「・・動物虐待・・・」
そう言うのがやっとだった。
パンダが殴られている
通報があって、警察が来て、上級生たちは逃げた。
やがてみんな捕まった。
僕の着ぐるみを面白がって付いてきた人達が
警察に話したから。
こうして僕パンダマンの活躍で
一件落着?
でも
体中、汗疹と傷でヤバイ・・
--------------------------------------------
パンダマン続編は140novelにはあげてません。
書かないほうがよかったかも?(^^;