ゆらりゆらり水の上を
ゆらりゆらり漂いながら
溺れる事も沈む事も泳ぐ事もできなくて
只ただ流れに身を任せるしかないのです。
気が付くと透明だったはずの水は
どんどん黒く汚くなって私を更に動けなくします。
私が岸に辿り着くのはいつですか?
そこは素敵な場所ですか?
私の心と体はもう限界なのです。 (5/30)
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ごめん、何もできなくて。
このままじゃ変わらない変えられない救えない
どうしたらいいの約束の地
そこに花を植えるよ君の決めた場所に花を植えに行きたいと思います
場所を決めてくれますか?
せめて言葉だけじゃない事を
君にみせたい勇気付けたい力になりたいんです。
その刃を仕舞ってくれませんか? (5/30)
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「ここを出たい、お願い」
頼まれたらやるしかない。
「わかった、俺が腹が痛いって芝居するから、その隙に逃げろ」
そして俺は苦しそうに倒れた。
「奴が気付くように騒いでくれ」
彼女が騒ぐと奴がきた。扉が開いた。
「今だ!」彼女は檻から勢いよく飛んだ。
しかし窓硝子に体をぶつけ空しく床に落ちた。
鳥 (5/31)
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暗いクライ海に浮かぶたくさんの朧気な白い光が輝き始めると、
僕の花はゆっくりと開き始める。
その花から飛び立つ蝶達は別の花を求め彷徨う。
蝶が運んだ僕の花粉が君という名の花に触れた時、
そこに新しい物語が始まる。
そんな夢を見た。
「馬鹿じゃないの?」
蹴られた。
「それで口説いてるつもり?」 (5/31)