走った。
必死に走った。
家に帰ったら、ポストに君のメモがあったから。
「電話しても出ないから、帰るね」って。
ごめん。携帯を忘れて、友達と遊びに行ってた。
まさか今日君が電車で3時間かけて家に来てたなんて。
駅に着いてホームを探したけど、君はいなかった。
メールがきた。
「会いたかったな」って (4/15 は)
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じつはですね~。
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非常ベルが鳴り響いた。
「火事?」今はテスト中だ。
僕達は少しザワザワしながら先生を見た。
先生は僕達には何も言わず、突然竹刀を持って教室を出て行った。
その放課後、僕の部活、卓球部の先輩が、
体育館の地下室で爆竹をしていたと言う話が噂になった。
僕は全く疑わなかった。
危険な先輩だったから (4/15 ひ)
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深く不快な暗い闇に森は覆われていた。
薄暗い空では黒い鳥が赤い目でこちらを見張っている。
「こっちよ」君はそう言って僕を小屋に案内してくれた。
灯りを着けるとやっと生きた心地がした。
「ありがとう」僕が言うと君は灯りが眩しすぎると言った。
そして小屋にあったギターで君は唄を歌ってくれた。 (4/15 ふ)
「変、かな?」
君は何曲か歌った後、そう言った。
「いいと思うよ」僕が言うと君はニコリと微笑んだ。
唄には君の苦しみや悲しみが詰まっていて、
君の言葉の、ひとつひとつが宝石となって輝き、床に落ちた。
「まだ、かな?」君は誰かを待っているようだった。
時折、窓から外を覗いた。闇はまだ深かった。 (4/16 へ)
頬杖をつき、待っていた君はやがて眠ってしまった。
僕はそっと毛布をかけた。
君が何を、誰を待っているのか僕にはわからなかった。
やがて遠くで鳥の羽ばたく音がして、
夜が明けると君はゆっくりと目を開けた。
「誰を待ってるの?」僕が聞くと、「私を」と君は答えた。
そしてドアをノックする音がした。 (4/16 ほ)
待っていたのは自分だと君は言った。
ぼくはノックされたドアを開けてみた。
「?」そこには誰もいなかった。
外をキョロキョロと見回してみたけれどやはり誰もいない。
「誰もいないよ」そう言いながら振り返ったが、そこには君の姿はなかった。
そして気配も、いた証しもなにもなくなっていた。 (4/17 ま)
見つかる物は目に見える物だけじゃない。
そうだ。君という存在は消えてしまった?
いや、消えてないんだ。見つけたよ。君は僕の心に生まれていた。
確かにそれは君じゃない。けれど僕の心にいる君はいつでも呼べるんだ。
君はそれを聞いたらどう思うんだろう。
僕の中の君は冷たい目をして「痛い」ってさ。 (4/17 み)
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ちょっと強引なエンディングでしょうか?(^^;)
もっと闇の部分も書いてふくらませるつもりでした。
機会があれば書いてみましょうか。
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迎えに行った。雨が降ってたから、傘をさして。
駅まで彼を迎えに行った。
電車が着いて、たくさんの人が降りてくる。
あ、いた。迎えに来るって知らせなかったから手を振ったらやっと気が付いた。
ちょっと嬉しそう。
「なんでもう1本持ってこなかったの?」
「わかる?」
「台風で傘壊れた?」
そうくるか。 (4/17 む)
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そうして、私たちは久しぶりの相合傘をして家まで帰った。
雨が小降りになって、周りの人がみな傘を畳んでも
家に着くまで☆