インスタ映えする法事にガッカリした日 | 習い事教室&レンタルスペースのデコクラフトスタジオ、癒しとフェイシャルのビューティークラフト@バンコク

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昨日は夫の実家で法事がありました。

 

これが夫が育ったお家。ドンムアン空港の近くにあり、現在ここには夫の弟家族が住んでいます。

同じ敷地内に別のお家があって、そこに夫の妹家族が住んでます。

このお家でやる法事は年に一度。

今年は義妹が体調不良に悩まされた年だったので、ペチャブリー県(バンコクまで車で6−7時間だそうです)という所から有名なお坊さんとその信者さん、お世話やくの人達総勢20名ぐらいを呼んで、いつもに増して盛大な法事でした。

 

この土地を守るためのスピリットハウスがあります。↓

これを朝からみんなで

 

 

こんな風に飾りつけます。

 

 

めっちゃカラフルでインスタ映えするなぁ、と思って個人のインスタアカウントにあげたり呟いたりしてました。

 

 

ほら、派手ですよね。日本の法事よりもタイの法事はインスタ映えするなぁ、なんてぼんやりと考えながら。


お坊さんがマイクで先導しながら式が執り行われます。

季節柄暑すぎる事はなく、服装はみんな白できて、と言われて白で統一。
空は青くて派手なスピリットハウスをバッグに、すごく絵になるなぁ、と思いました。
ちなみに、こう言った法事の時は勝手がわからないから見よう見まねで適当にいつもやっています。
それでもみんな許してくれるのでありがたい。

 

 

こんな感じで外での式の後は、義妹のお家で皆さんに食事を捧げ、

色々進呈してタンブンし、お説教みたいなのを聞く、という時間。

 

私は無神教なのですが、こう言った法事ごとは親戚たちにとって大事なんだろうな、ということが伝わるので、真面目にやります。娘達は正直飽きてしまうけれど、それも大事な経験です。

 

と、ここまでは普通の流れでした。

 

 

 

 

が、しかし、その後に驚愕の事実を知らされます。

 

 

 

 

 

この一行は有名はお坊さんと一人の尼さんのような方が中心でした。

事件は、到着した一行をお迎えしての歓迎ディナーで起こったそうです。

このディナーには我が家は夫だけが参加したのですが。

 

その場でこの尼さんに、「あなた、恨まれていて、罪を認めて悪い行いを辞めないと死ぬよ」 って繰り返し言われたそうです。言われた事が的外れで(亡くなった親友が、とか、そんな人いないそうです笑い泣き

夫が尼さんにそう言ったら、 「いやいや、隠している事があるはず。認めて楽になりなさい。」と畳み込んでくる滝汗

 

夫はわざわざ遠くのお寺から一行を呼んだ義妹の立場や気持ちも考えて、空気を壊さないように、とあえて深く反論しなかったそうです。

 

法事終了後子供達を家に送ってから夫婦二人で用事に出かけた時にそれを聞かされました。

 

私はそれを聞いた瞬間に涙が出たし、かなり怒りを覚えました。

怒ったから呟いちゃった!

夫と一緒に考えたけれど、特に大きな隠し事もないし、人に恨み買うようなタイプではないし、そんな人じゃなくてどちらかというと人をいつも助けている夫です。全く心当たりがないし、人間はいつか死ぬの当たり前だし、なんてブツブツ言ってました。

 

普段はこういうこというと、ああ、この方にはお見通しなんだ、有難い、もっとお布施積まなきゃ、となるんでしょうね。

その話を聞いてから私は怪しさ胡散臭さしか思い出せなくなってます汗

 

でも、”死ぬ”っていう単語が出てきて本当にドキッとしたのと悲しかったので、

夫をもっと大事に優しくしなきゃ、って思いました。

 

夜寝る前にこの話を娘達にしたら、自由人娘も号泣してました。

こんな事があってイラッとしたー!っていうことを話してて、

泣かせるつもりはなかったんだけど、でも彼女の感受性の豊かさは悪いことではない。

そんなこと言われてパパ可哀想、って憤慨する娘達にハグされて、夫も満更ではなさそうな昨夜でしたおねがい

 

こういう怪しい宗教みたいなのって、日本でもあると思いますが、

”死ぬ”って言葉を簡単に使っちゃ本当にいけないなぁ。怪しさしかない。

 

我が家的には夫を、パパを、大事にしよう、で一致団結したからまあ良かったのかもしれないけれど滝汗

でも良い気分ではない残念な後味の法事となりました。ああ、疲れた!