中小企業診断士試験14回目の挑戦 -43ページ目

中小企業診断士試験14回目の挑戦

2023年は227点、13点足りず不合格。
2024年196点に後退
2025年も不合格192点に後退
2026年一次試験の11回目の合格に挑む。


診断士の勉強を始めた6年前に比べると自分を変えなくては、という意識が薄れてきた。

勉強に対する意欲が萎えてきたという事ではなく,こんなことやってる場合じゃない、という焦りみたいなものが薄れてきたのだ。

比較対象が暇さえあればパチンコをやって日々自堕落に過ごし、これといった目標もなくしかし現状には不満でもがき苦しんでいる状態なので、勉強を始めて益々悩みが大きくなりました、では余りに浮かばれない。そういう意味では勉強の効果があった。少なくとも得体のしれない焦燥感に駆られている状態ではなくなった。

勉強することなくパチンコをやり続けていたとしても加齢とともに焦燥感からは解放されるという可能性も否定できないが、時間やコストなどあらゆる制約を考慮するともう一度パチンコを再開するという選択肢はない。余りにリスクが大きい。

心の平静をえられたというだけでなく、今は中小企業診断士二次試験の受験資格まで手に入れているのだ。つまりは中小企業診断士になれる可能性が高まったという効果が得られた。

これはいわば現状の自分の強みであり、この強みの維持、強化の為には二次試験に合格する事が最も効果的だ。最近このロジックが頭の中でリフレインして勉強に駆り立てられる。


徐々に直前演習の手応えが出てきた。

見当はずれというケースが減ってきて、どういうロジックでそうなったかが認識でき、作問者の意図も理解できるようになってきた。

効果は認識できるが果たして試験本番に間に合うかどうかが問題だ。

間に合わせるにはどうしたらよいか?

課題の克服である。

二次試験に合格できる状態と現状のギャップが課題である。

具体的には問題文のフレーズの見落としやストーリーが頭の中で先走りすぎる事による見落とし、因果関係の甘さなどがある。

泥臭く繰り返し過去問を解いてみよう。

 


予定していた仕事がキャンセルになりぽっかり時間が空いたが、手元にある勉強の材料が事例演習④だけだったので、いつもやってみようと思いながらできていなかった、想定されるエラーの書き出しをやってみた。第4問設問3の正味現在価値の算出である。

先ず考えられるものをリストアップしてみたが、数字の誤転記、減価償却の償却期間の取り違え、くらいしか思い浮かばなかったが、これもなかなか対策として取り組めていない、わざと間違えてみるというのをやってみた、そうするとわざとやってみようとすること以外にぼろぼろエラーが続出した。

そのエラーに気を取られて更にエラーを誘発する。年金原価計算を算出しようとして6%、3年の複利原価係数の0.8396を0.8936と計算してしまってなかなかその間違いに気づかない、ようやく気付いて訂正したが今度は正味CF計算の分だけ直して、売却収入の現在価値への割り戻しに使った方を直していなかったりとバタバタになった。

しかし始めてその効果を実感した。

わざと間違える事で三好講師が説明していた通り、予めそのエラーを想定できる、という感じが解ってきた。わざと間違えなくても一度間違えてそのエラーが起こりうる可能性を認識するだけでも効果的だ。

更に、わざとエラーした後に正しくは、と正しい方法をトレースすることを繰り返すうちに正しいやり方も定着してくる。

これまでわざとエラーを起こそうにも正しいやり方が定着していなかったので正しいかどうかばかりに気を取られていたが、財務会計を6年もやったことでさすがに定着して、わざと間違えてみる事が出来るようになったとも言える。

結論として「計画してから計算にはいる」事の重要性を再認識した。

計算に気を取られて考える事が疎かになる、という事も実感した。

フレームをきちんと作っておいて、その上で数字を当てていく、という手順が重要である。

計画が重要、と頭で理解しているのと身をもって知るのはずいぶん違う。

今の時期にこの感覚が得られたのは大きい。

ケアレスミスが無くならない事の要因の一つは、やはり計算に気を取られて計画が疎かになるという事があるだろう。それが解っていながらなぜ対策できないかというと、対策できる余裕がなかったのである。

知識を確かめる必要がなくなって、いよいよ本腰をいれてエラー対策に乗りだして、ようやく対策できるのだ。

ケアレスミスが無くならないのは即ち対策していないからだ。


つまりは着眼点がすべてといっても過言ではない。

大元でずれてはその後の修正はほぼ不可能だ。

もっとも問題本文を読んで、思い違いに気付くという事もあるが、要求解釈の段階で、その思い違いの選択肢も用意しておきたいところだ。そうでないと思い違いしているところにおあつらえ向きの根拠的なものが見つかった場合大事故に発展する。

これまでの演習や過去問で着眼点の設定が雑であるとう認識があったので今回の模試では、特に事例Ⅱで着眼点の設定を重点的におこなったら大枠把握が終わった時には30分が経過していた。アウトである。要求解釈はじっくりやるという事ではなく、慣れが必要だ。更に言えば要求解釈もある程度のパターンに分かれているわけで、それを身につけてどのパターンか、という判断から入らないと時間がいくらあっても足りないだろう。

ある程度の数事例を処理する必要がある。


効果を認識できるのも能力、或いはスキルだと思う。最近少なくとも効果を認識する能力は少しついたと思う。

最近事例演習の解答・解説が読めるようになってきた。正確には読んで理解できるようになってきた。

これも効果と言えば効果だが最終的に本番でA答案に仕上げられなければ意味がない。

事例問題的に言えば、

「演習問題を解いて解説を聞くうちに、それまで読んでも釈然としなかった解答・解説が徐々にわかるようになってきた。そして診断士試験で合格するに至った」

この場合「わかるようになってきた」はメリットであり「診断士試験に合格」は効果、という事になる。

このあたりのスキルをばっちり身につけて本試験に挑みたい。