ファンレスとは思えない高性能。
実はM3 MacBook Airを買うきっかけには、私の入院がありました。
一週間程度の入院生活において、
・録音したラジオのチェック
・動画の視聴
・ネットサーフィン
といった受動的な作業はiPadで十分ですが、
・ラジオの録音
・ブログ作成
・RAW画像の整理
などの能動的な作業までこなすには、iPadでは無理だと判断。
病院であれば強制的にiMacがある自宅から切り離され、MacBookだけの環境でレビューできる絶好のチャンスと捉えて購入を決断!
今回は一週間ほど使って感じたことをレビューします。
底部の足が角張り、片手の親指と人差し指で握りやすくなり、
EarPodsのコードがちょうど挟める高さなのも便利。
アンテナ兼ヒンジも黒いプラスチックがなくなり、
ベゼルにMacBookの印字も無くなりシンプルに。(古参Appleユーザー的には、少し寂しくもありますが(笑))
極細ベゼルとノッチにより、極限まで画面が広がったのも嬉しい。
ノッチは賛否あるものの、私は慣れれば気にならないタイプです。
USB-Cアクセサリを繋ぐと、初回はセキュリティアラートが表示されます。
煩わしいので設定から非表示にしましたが、
セキュリティの強化はいいことですね。
Rosettaもインストールから起動まで一瞬で、違和感なくIntel用アプリを使えます。
Mac上で流れている音を録音できるBlackholeも、Rosettaの初回起動後から使えるようになった気がします。
GeekBenchスコアによれば、M3 MacBook Airと私のiMac 2020(Intel Core i5 3.3 GHz)の性能は以下のとおり。
※ここから先の内容は、ほぼ印象で語っていて申し訳ありませんw
GIMPに関してはRosetta経由で起動しているのに、Intelより動作が速く、画像の拡大・縮小や、書出しも速い。
純正の写真アプリで30枚のRAW画像を、フルサイズでJPEGへ書き出すテストを実施。
iMacは50秒かかるところ、MacBookは28秒で完了。見るからに処理が速いです。
iMacで作成した4K動画のプロジェクトファイルに多少の手直しをしたときも、キビキビ動きます。
全てファンレスで動作しているのがすごい!
それでいて性能がファン搭載のIntelモデルと同等となると、排熱ファンを搭載したM3の上位機種の性能は言うまでもないですよね!
排熱効率が悪くて、性能を最大限発揮できないのでは??という考えは完全に杞憂でした。
下は入院期間中の、とある1日の使い方。
朝6時:バッテリー100%
RAW画像の編集、Twitterから保存した画像の書き出しなどを行いつつ、バックグラウンドではラジオ番組(ストリーミングまたは録音)を流すなど、断続的に高負荷がかかります。
途中、検査で離れるときもスリープさせず、午後からプライムビデオの視聴、残りの写真の整理なども実施。
夜21:50:バッテリー残量10%
バッテリー持ちがすごい!
10年前に使っていたMacBook Proのバッテリー駆動時間は、技術仕様によると最大7時間。
一方でM3 MacBook Airは18時間と非常にパワフルでした!
ただ一つ気になったのは、同じ作業を立て続けにやるとフリーズしかけること。
例えば数十枚のiCloud画像をドラック&ドロップで、デスクトップに書き出す作業でプチフリーズ・・・。
Final Cut Proでは数時間ある音声ファイルを、細かく切り取りする作業中に完全にフリーズして強制終了・・・。
Intelではこのような現象はなかったため、どちらのチップも一長一短なのかもしれません。
人で例えるなら、Appleシリコンは効率的にテキパキ働くけど、急に体調を崩す新人。
Intelはスピードより正確さ重視で働くけど、頑なに無理はしないベテラン。
・・・みたいな?(笑)
抽象的ですんませんw
ただAppleがチップまで一貫して設計する方が、理にかなっているのは明らか。
今後も世代が進むにつれて確実に進化するはずなので、Intelに戻りたいとは思いません。
Thunderbolt 4でiMacと接続してみたものの画質が荒く、やはりターゲットディスプレイモードなき今、完全な外部モニター化はできませんでした。
せっかく奮発して買ったケーブル、
18,800円もしたのにどうしよう・・・(´;ω;`)
※ビックカメラで買ったので返品不可。
でもiMacとMacBookそれぞれのキーボードやトラックパッドを、相互で往来できるユニバーサルコントロールは神!
時々頭がゴッチャになりますがw、10年前では考えられなかった便利機能です。
MacBook Airの完成度はかなり高い!
薄型・軽量、そしてファンレスを実現し、RAWデータや4K動画の編集・書き出しもへっちゃら。
それと同時に、4年前にiMacを買うに至った理由(机を占領する、姿勢が下向きになる、トラックパッドが扱いにくいetc…)も思い出しました。
返品可能期間の2週間が迫るなか、別の考えも浮かびました。
メインのiMac 2020のOSサポートは、長くてあと3〜5年。
iMacを完全な外付けディスプレイにできないのなら、iMacのサポート中はAirをサブ機として運用。
もしiMacのサポートが切れるタイミングで、27インチのiMacが復活しなかったら、
外部モニターのStudio Display(27インチ)を買って、ThunderboltでMacBook Airを繋ぐことで、
据え置きも持ち運びもできる、ハイブリッドな環境を構築したいと思いました。
でも高負荷作業をAirでやるにも13インチじゃ狭いし、なによりMacが2台あっても使わないしなぁ・・・(つづく)
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