[単焦点レンズ] SEL35F18を、ぶっちゃけトーク!
ズバリ言うわよ! -Part2-
去年、初めてのAPS-Cカメラとしてα6400のレンズキット付きを購入しましたが、今年は手持ちのレンズが2本も増えました。
前回の望遠レンズに続き、今回は単焦点レンズを使ってみて、感じたことを語りたいと思います。
【単焦点】SEL35F18
単焦点レンズはより綺麗な背景ボケを求めて購入しました。
まずよかったところをご紹介します。
F1.8の安心感
まずF値を下げれば手っ取り早く背景ボケを作れます。
ISO 250 F1.8 1/30 s
(※アメブロの制約により画像は圧縮しています)
そしてボケが美しいのが特徴です。
まず単焦点レンズで撮影した、浅草寺内のハナキンポウゲ。
撮影日:4月22日
ISO 400 F4 1/800 s
(※アメブロの制約により画像は圧縮しています)
こちらは均一なボケがとても美しいのですが、下のズームレンズ(SELP1650)で撮影した隅田川沿いのコスモスは・・・
撮影日:9月13日
ISO 100 F9 1/250 s
(※アメブロの制約により画像は圧縮しています)
ボケに歪みや滲みがあり、単焦点よりは劣っています。
今年4月にズームレンズで撮った桜に関しては、
撮影日:4月1日
ISO 160 F3.5 1/2000 s
(※アメブロの制約により画像は圧縮しています)
F値が小さいため、周辺減光まで起きており歪みもさらに多くなっています。
そして単焦点レンズは薄暗い室内で撮影する場合にも重宝します。
ISO感度を上げてノイズが増えたり、シャッタースピードを遅くして手ブレになる原因を増やす前に、まずF値で露出を目一杯あげられるのは便利です。
ただF1.8は被写界深度が浅くなるためあまり多用はせず、私はF3周辺で使うことが多いのですが(笑)、最大でF1.8まで下げられるのは心強いです。
単焦点の必要性を再考
例えば浅草散策や静岡旅行(前編・後編)では、食事や花の撮影で使いましたが、
荷物を減らしたい旅先でレンズを交換する手間を考えると、ズームレンズでF値を下げて撮るスタイルでも十分かなというのも正直な感想。
ちなみに最も活躍したのは6月に紫陽花を撮ったとき。
このように普段からポートレート撮影や、物を水平から狙って撮影する方には便利だと思います。
あとは背景をより綺麗にボカしたい用途にも使えます。
ただ私は机の上に置いた物を上から撮る構図や、風景の撮影など、被写体を平面で捉えることが多く、強いて単焦点である必要はないと感じました。
また16-50mmのズームレンズに対して、単焦点レンズは35mmとややズームした画角になるため、机の上など距離が取れない場面では、見せたい部分をクローズアップして撮ることになります。
上の蕎麦の画像などは体を仰け反らせて距離を取って撮りましたが(笑)、テーブルの奥までお盆を動かせばよかっただけという・・・w
ひとり旅あるあるとして、食堂や居酒屋に入るとほぼカウンター席に案内されることが多く、その場合はスペースがないため仰け反り戦法を使うのが大変だった経験があります。
ちなみに希望小売価格が17万超えですが、GレンズのSEL1655Gなら、付属してきたズームレンズより5mm多い16-55mmの焦点距離があり、かつズーム全域で解放F値2.8と、ズームレンズと単焦点レンズの使いやすさを1本にまとめた物もあります。
さすがに予算オーバーですし、重量が4倍以上!
やはりズームレンズと単焦点を持ち歩くのが予算も安く、重量も軽く済んでちょうどいいのかもしれません。
まとめ
レンズキットの入門レンズから、単焦点レンズ、Gレンズの望遠まで使ってみて感じたのは、あくまで結果論となりますがレンズキットは別売りのレンズには敵わないということがわかりました。(そりゃそうだ)
特に望遠レンズのSEL70350Gに関しては明らかに解像度が違い、Gレンズの性能の違いを感じさせられました。
重量的にとても旅には持ち出せないので、野球観戦のように「今日は望遠レンズしか使わない」と決めて持ち出すのがいいと思いました。
単焦点レンズに関しては、自分が撮りたい写真や、綺麗なボケが欲しいのかどうかをよく考えて購入することをオススメします。
ここだけの話、私もどういう経緯で単焦点を買ったのかをすっかり忘れていて、このブログを書きながら「綺麗なボケが撮りたかったんだ!」と思い出したぐらいです←
ただ高級なレンズは大きく重い!(笑)
APS-Cのコンパクトさを維持したい気持ちと、より良い写真を撮りたい気持ちとの葛藤は続きそうですw
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