「光る君へ」第9回~遠くの国 | 前世はきっと平安貴族

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歴史大好き!とりわけ平安時代をこよなく愛する私です。
こんなに惹かれる理由はきっと前世で生きていたからにちがいない。
源氏物語ネタをメインに、色々思っている事を書いてゆきます。あらすじとか一切書かずに自分の思いだけを強引に綴ってゆきますので悪しからず〜。

いやはや・・・

今回は観終わったあとも

しばらく呆然としていた。

 

直秀~死んじゃったよ~!

 

まさかこんな形で退場するとは。

 

まひろの母・ちやはが道兼に

いきなりブスッ!と殺された時と

同じくらいショックで、昨夜は

無惨な場面が頭から離れなかった。

 

どうりで最近、毎熊克哉が

「あさイチ」に出演していたわけだ。

 

NHKには、大河ドラマで

クランクアップした俳優は

まもなく「あさイチ」に出演する

というお約束のような

ものがあるのだ。

 

 

それにしても直秀を始めとする

散楽の一派は何故殺されて

しまったのか?

 

道長が検非違使の人間に

心付けをしてまで

彼らの処分を軽くしてもらおうと

していたというのに。

 

あの検非違使の人、見るからに

ひとクセありそうな顔をして

いたけど、道長から袖の下を

受け取ったからには背く事も

出来ないと思うんだけど・・・。

 

それが一体どこでどうなって

死罪になってしまったのか?

 

道長は「余計なことをした!」

と悔いていたが、むしろ何も行動

しなければ直秀たちは助かった

ということ?

 

・・・いくら考えても分かりません。

 

ネットでは、ひょっとしたら裏で

道兼が絡んでいるのでは?という

コメントもあったり。

 

来週以降その謎が解けるのかも。

 

 

 

 

今回のサブタイトルは

「遠くの国」

 

直秀・・・

とんでもない遠くの国に

行ってしまったね。

 

ドラマの冒頭から随分とカラスが

飛ぶなぁと思っていたら、それは

鳥辺野に向かう事への伏線だったの

ですね。

 

鳥辺野はその時代の三大葬送地

として有名な場所でした。

 

藤原道長も最後はこの地で

荼毘に付されております。

 

最後は直秀と同じ土に

還るんだね。

 

 

私は鳥辺野というと

どうしても中宮定子様を

思い出してしまって

ツライです。

 

定子様はこの地にその亡骸を

朽ち果てるまで置かれたそうです。

 

荼毘に付される事もなく、

時間に任せて少しずつ朽ち果てて

いったのでした。

 

何とおいたわしい事か・・・。

 

 

 

道長と一緒に土を掘って

汚れたので

さすがにまひろの衣装が

変わりましたね。

 

もうあの黄色い着物は

着る事はないでしょう。

 

でも、貧乏ゆえにまた着る?

 

 

 

 

さてさて兼家の重態は

やはり狂言でしたね。

 

あ、倒れたところまでは

マジでしたか?

 

しかしその後の展開の全てが

安倍晴明の計略

だったとは・・・。

 

そういや祈祷中に巫女が晴明の

指パッチンでぐったりする

ところもかなり怪しかったよね。

 

 

道兼にしても、あのアザを自分で

こしらえていたとはびっくりです。

 

その甲斐あって今では着々と

花山天皇の心を捉えつつ

あるようで、

 

道兼は「俺が兄弟の中で1番

父上のお役に立っている!」

とご満悦の様子。

 

 

あ~!先週ちょっとだけ

同情して損したわ!むかっ

 

やっぱりお前は

悪魔に魂を売ったんだな魂ガーン

 

 

 

さて、気分を変えて

ここは黒光りする平安貴族、

藤原実資のお屋敷。

 

桐子様再登場〜!キラキラ

いとうるはし。

 

その美しいお顔で実資にズバズバ

おっしゃるところが大好き。

 

「じゃあそれ、日記に書けば

よろしいのでは?」

 

「日記!」

 

「日記!」

 

「にっき!」

 

と連呼しながら

「あーもうウンザリだよ!

てめえのボヤキなんぞ金輪際

聞きたくねーよッ!メラメラ

 

という心の声がダダ漏れです。

 

実資は実資で

「日記には書かんッ!」

と言ってますが、

 

アンタ、現に書いたからこうして

現代に伝わってるのよ?w

 

この夫婦、面白くてたまらない。

NHKさん、スピンオフでも

作ってくれないかなぁ?

 

 

 

さて今回のツボといたしましては

 

父・為時が外出先を

息子の乳母・いとによって

「今宵は高倉の女にお出かけに

ございますから」

と暴露された直後に

  ↓

漢文(漢詩?)を花山天皇の前で

クソ真面目な顔で読み上げる

シーンになるという対比が

可笑しかったチュー

 

 

 

さあ、いよいよ来週は

花山天皇が人生最大の事件に

巻き込まれそうな?

 

チラッと予告を見ただけで

動悸がして来ましたわ。

 

悪魔の僕(しもべ)と化した

道兼一世一代の活躍を

とくと御覧あそばせ ナイフ