コロナからの復活と「光る君へ」第1回に対するマイ感想 | 前世はきっと平安貴族

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歴史大好き!とりわけ平安時代をこよなく愛する私です。
こんなに惹かれる理由はきっと前世で生きていたからにちがいない。
源氏物語ネタをメインに、色々思っている事を書いてゆきます。あらすじとか一切書かずに自分の思いだけを強引に綴ってゆきますので悪しからず〜。

みなさま

前回の記事ではコロナ感染への

あたたかいコメントと「いいね」を

ありがとうございました!

 

あの時は身体もダルかったし

あんなどうでもいい記事を投稿する

はためらったのですが、みなさまに

とても優しくご心配をいただけて

本当に嬉しかったですキラキラ

 

やっぱ投稿して良かったな~。

 

おかげさまでもう90%元気です!

あらためて今後ともどうぞ

宜しくお願い申し上げますお願い

 

簡単ですがまずは御礼までドキドキ

 

 

 

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さて、待望の「光る君へ」がスタートした。

 

 

まずOP曲。

雅楽を基調とした中に琴や琵琶などで

平安時代色を表現した曲を想像して

いたのだが、予想に反してオーケストラと

ピアノの美しい調べだった。

 

 

旋律は1度聴いただけではなかなか

覚えられない。

でもかえってそこが良いと思った。

なんせこれから1年間に渡って

聴くのだ。

そうやすやすと覚えられては

飽きが来るというものだろう。

 

 

ゆったりとした静かな調べが続き、

ラストにドラマチックなピアノの

盛り上がりでフッと終わる。

 

 

途中までの掴みどころの無い旋律が

平安時代の混沌を表し、

最後のピアノで糸が切れたような

終わり方をするところがまるで

紫式部の熱い一生をを表現している

ような気がした。

ま、かな~り独断でございますが。

 

 

あと、個人的には倉本一宏氏の名前が

出ていたのが嬉しかったな~。

時代考証、これでバッチリですよ!

 

 

 

で、ストーリーなんですが

第一回としては良かったのでは

ないかと。

 

 

とりあえず人物関係が視聴者に

分かりやすい展開になっていたし。

 

 

まぁ、

「道長は五男なのに何で三男扱い?

時姫の産んだ男子の中では3番目

だから?」

 

とか

 

「詮子の姉に”超子”という女性が

いて既に天皇のお后になっていたのに

この人の存在は無視なのね?」

 

とか

 

「まひろの未来の夫である宣孝が

もう登場?しかも為時に対して

めっちゃエラソーな口きいてる!」

 

 

とか思うところは色々あったけどね。

 

 

そういえば紫式部にはお姉さんが

いたらしいけど、そこもスルー

されちゃってたな。

 

 

まぁ細かい事を言い出すとキリが

無いし、全ての人物を取り上げたら

収拾がつかなくなっちゃうから

割愛したのだと思ってます。

 

 

・道長と詮子の仲が良かったこと

 

・東宮(のちの花山天皇)がかなり

 ヤバイ片鱗を覗かせていること

 

・兼家が手段を選ばない野心家で

 あること

 

 

このあたりがストーリーに分かりやすく

組み込まれていたのが良かった。

 

 

そうそう、まひろが小鳥を籠で飼って

いたのは源氏物語「若紫」への

オマージュでしょうね。

 

 

 

しかし何と言っても今回はこの人の

インパクトが強かった!

 

道兼アセアセ

 

アンタ一体どうしちゃったのよ!

 

 

あそこまで怒りをコントロール

出来ないなんて異常だよ。

 

 

アンガーマネジメントをちょっと

学んだほうがいいと思うよ?

 

 

平安時代の貴族はことのほか

「穢れ」を嫌うものだったと

いうのに、まさかあんな風に

簡単に人を殺めるとは。

 

 

井沢元彦が観たらびっくりするだろうな。

 

 

哀れなるはまひろの母君・・・。

(ちはやじゃなくて「ちやは」って

言いづらいわ)

 

 

あの場面で藤原道兼イコール

ヤ○ザ認定されちゃったわよね。

 

 

玉置玲央は好きな俳優さんなだけに

少し残念。

 

 

でもね、でもね、この時代って

戦のシーンも無いわけで

物足りなく思う視聴者の方々に

対するサービスの意味も込めて

あそこまで過激なキャラ設定に

したのかな?

なんて事を思っています。

 

 

とにかく今のままじゃ道兼は

ただのクズ街道まっしぐらなので

どこかでホロリとさせる場面も

作ってほしいな。

そうでないと気の毒すぎる・・・。

 

 

ともあれ始まったこの大河ドラマ。

来週も期待を込めて観ますよ~。

 

 

 

で、最後に1番心に響いたシーン

書かせていただくわね。

 

 

それは、兼家が孫姫を抱くシーン。

 

 

これは!

この赤子は定子様ではありませんか!

 

 

うわぁ~~、生まれてまだ間もない

定子様だよぉ~~。

 

 

定子様・・・大きな声で泣いて

いらっしゃる。

 

 

歴史を知っている我々としては、

定子様が早くもご自身の運命を

悟っていらっしゃるかのようで

胸を打たれます。

 

 

ここ、スヤスヤ眠る赤ちゃん

じゃなくて泣いている姿を映したのは

きっと意味があるに違いないよね?

 

 

それと、道長が兄・道隆の男児の

遊び相手をしているシーンがあったけど、

それも「あの子はもしかして伊周?」

なんて思ったら本当に切なかった。

 

 

道長はとにかく性格が良いように

描かれているけれど、その道長が

権力の座にどうやって登り詰めて

ゆくのか、脚本が楽しみです。

 

 

「鎌倉殿」の北条義時のように

朴訥な人間がだんだん非情の鬼に

変化するのかな?

 

 

それとも・・・

 

 

子役ちゃん、上手だったね。

あ、東宮を演じた子もうまかったキラキラ