要領が悪いとは | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

 

 

 

今月は常に「要領が悪いということ」について考えている。

ネットで調べると、当然出てくるには出てくるが、わたし個人の感覚とは多少ズレていると感じることが多い。

なので、ここではわたしの主観としての「要領が悪いということ」についてまとめる。

 

 

 

1.「要領が悪いとは」

まず、「要領が悪い」というのは、

「要領が悪い」ということであると明言しておく。

意味不明かもしれないが、これがかなり大きな問題なのだ。

というのも、世間一般に言われる「要領が悪い」というのは、多くの場合結論である。つまり、要領が悪いのは事実ではあるが、その事実を「要領が悪い」の一言で切り捨てられてしまう。

これは何故かと言えば、相手からしてみればできて当然であり、むしろ何故できない?という、相手からすれば理解不能の状態であるからだ。

 

なぜ理解不能なのかと言えば、「要領」というものが非常に感覚的・認知的・主観的なものであるからである。自分ができて当たり前なことは、他の人もできて当然だと思ってしまうのが人の性で、その辺りの理解がなければ「要領が悪い」の一言で切り捨てられてしまう。

 

 

 

2.どうして要領が悪いのか?

要領が良いというのは、要点やコツをすぐに掴めることである。つまり、要領が悪いとはその逆。クイズで例えるなら、前者は正答のみを選び、後者は消去法で答えを出す。

以下の点が、経験的にわたしのズレていると感じる部分である。

 

1.細かいところが見えてしまう。

2.「このくらい」の感覚が違う。

3.変に先を読む。

4.よけいなことを言う。

 

4の「よけいなこと」というのは、視点がズレているが故に相手からするとトンチンカンなことを言うということである。しかし、自分の感覚的には必要な情報であるし、実際に必要になることもある。ただ、普通の人はそんな情報は必要ないというのが大きな相違点。

 

 

 

3.どうしてズレるのか?

この感覚的な話を言葉で表現するのは難しいので、IQという数字で仮説を立てようと思う。

上記の記事の「IQが20違うと会話が成立しないと言うのは、事実なのでしょうか?経験はありますか?」の内容を参考とすると、以下のような関係が成り立つと思う。

 

 IQ80 < IQ100(平均) < IQ120

 

IQ100を基準として、会話が成立しないという説のあるIQ差20をその前後に置いた形だ。

 

あと、「頭が良い人は、物を見た時の連想する能力が高い」の画像が欲しかったので、その画像が掲載されていた以下のリンクを貼っておく。

 

以上の2点から何が言いたいかというと、IQの差が少ないほど共有する情報に対するフォーカスが合いやすいということ。連想力はあくまで一例で、これらは様々な分野に適用されると思う。

 

しかし、IQの差があろうと、問題のない場合も当然ある。それは、一方がもう一方に合わせられる場合だ。ただ、それができる人というのはわたしの知る限りではかなり少ない。また、現場の仕事となると、そんな余裕もないだろう。

 

 

 

以上が、「要領が悪いということ」に対する簡単な考察である。

もしかしたら自分の要領がピッタリと合う青い芝もあるのかもしれないが、そんなギャンブルを繰り返す時間も資金もない。だったら、長く勤めて年功を上げて、技術も伸ばしていく方がまだ堅実的である。

なので、結論はいつも通り、とにかく祈ること。他にはない。