株式会社ラストワンマイル? | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

今日、どこからか電話が掛かってきた。

迷惑電話かと思ったが、その判定はされていなかったが、「080」から始まっていたので個人のケータイかと思い、これをスルー。インターネットで調べてみると、「株式会社ラストワンマイル」というところからの連絡であることが濃厚であった。

なぜ企業からの電話が「080」なのかと不思議に思ったが、どうやらこの電話は「0800」らしく、今までで言うところの「0120」に相当する番号らしい。紛らわしくてたまらんね。

 

 

ラストワンマイルについて調べてみたが、どうやら引っ越しにまつわるサービスの仲介、もしくわ自社サービスへの誘導をしている会社らしい。

一応上場企業らしいが、やはり何の説明もないところからの電話に出るのは気が引けるし、何よりネットで検索しても確証の持てる電話番号ではない。

 

わたしの個人情報がどこから流れたのかと言えば昨日利用した「ハウスコム」だろう。

とは言え、電気はアパートの管理会社、ガスは都市ガス、インターネットは配備済み、という説明を受けている。残る水道についてはさすがにラストワンマイルの管轄ではないだろう。そうなると、残る心当たりはサービス誘導ぐらいか。もしそうだとしたら、そんなもののために個人情報流されるのは利用者としては面白くないが……。

 

とりあえず、ホームページの内容とYahoo!ファイナスで株式配当の有無、掲示板のコメント、株主優待を確認。ライトハウスで口コミなどを確認してみた。

全体的に意識高い雰囲気を醸している会社であるが、メインが電話営業からの仲介であることを考えると、明るい話は下っ端より上の人達の話だろうなと思う。とは言え、それくらいの華やかさがないと、今時の若い子は入ってこないことは事実だろうと思う。

 

株主優待については破格の1株でアマゾンギフト1000円分を年2回。

現在の株価が3,710なので、2年保有すると元が取れることになる。

だとするとかなりの利回りであるが、それをするメリットは何かと思って考えてみた。

以下リンク先の「han********さん」のコメントによると、「東京日産コンピュータシステム」と言う会社が似たようなことをやったらしい。

そして、その会社を調べてみると、どうやら去年の10月に上場廃止したようだ。

流れを見てみると、2022年9月に初めて優待を配布。2023年8月に優待を廃止となっている。

奇妙な動きではあるが、M&Aされるにあたって株価を上げようとでもしたのだろうか?

 

株価を上げると言えば、ラストワンマイルHPの社長メッセージに以下の内容が掲載されていた。

2023年8月期(職務執行期間:2022年12月~2023年11月)の代表取締役の役員報酬額を0円とし、さらに有償ストックオプションの行使条件として時価総額の金額に応じて行使可能な割合を設定しています。

その行使条件とは、2028年1月31日までの期間において、当社の時価総額が100億円以上となった場合に新株予約権(※1)の42%が行使可能となり、200億円以上で83%、更に300億円以上で100%が行使可能となります。

日本企業の社長は会社に責任を持たないというのは結構前から言われていたが、先進的な会社はその対策をしていることをアピールする流れになったということだろうか?

まあそれはそれとして、会社の利回り度外視でも株主優待を配る理由はありそうである。

1円単位の株取引はしたことがないが、1株単位でのやりとりの場合、その分株価も上がりやすいのだろうか?

この会社のチャートを見ると、優待導入時に株価が跳ねた後は、特に変わった動きは見られないが……。