金の茶碗 盗まれる 180万円で売却 | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

わたしは今朝知ったニュースだが、事件そのものは4日前に起こっていたらしい。

 

 

そして、その事件の反省については翌日責任者がコメントしている。

 

 

わたしが今朝見たニュースの内容は以下の通り。

 

 

つまり、窃盗犯のその後の行動によって、ようやく目にすることのできたニュースである。

まあ、窃盗犯の雰囲気を見ていると、わたしのよく考えているネガティブな関心事に近いので、無視はできなかったと言える。年齢も近い。

 

一番下のニュースを見て、第一に思うことは「買い取り価格安くない?」というもの。

ここから視聴者は以下のように展開すると思う。

 

1.「普通、そんな安値で売る?」 ⇒ 驚愕・愉悦

2.「買取店も怪しい」 ⇒ 買取店を考察

3.「何でそんなことをしたのだろうか?」 ⇒ 容疑者を考察

 

ニュースの意図するところは1だと思う。エンターテインメント性があって分かりやすい。

ただ、個人的に1番考えて欲しいのは3である。

 

事件の背景は知らないが、ここの情報と映像で容疑者の様子を見た限り「魔が差しただけ」という印象を受ける。というのも、とにかく容疑者にエネルギーがない。映像越しでも、何もないのが伝わってきた。わたしも一歩間違えればああなってもおかしくはない。わたしがそうなっていないのは、まだそれに対するリスクが大きいだけである。

 

白昼堂々と行われた事件としては、去年の5月に東京・銀座で起こった時計店の覆面強盗事件が記憶に新しい。こちらの事件は、実行犯たちが欲望を原動力にエネルギッシュな活動をしていた。

 

その点、今回の事件は実に静かである。これからの事件は、派手なものよりもむしろ淡々としたものへ移行していくのではないかと少し考えさせられた。

最近は、金属製の看板やグレーチングがよく盗まれているらしい。

また、工場から銅線が盗まれているという話も聞く。

これらは海外に販売ルートのある人の犯罪だと思うが、それはそれとしても身近にあるものを簡単に売れるということを利用した犯罪行為が、徐々に表面化しているのではないだろうか?

ポケモンカードに代表されるカードバブルなどは、特にそう感じる。