無職生活12日目 前編 初めての面接終了 | デブリマンXの行方

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いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

自動車を2時間半運転し、就職希望先の工場へ行ってきた。

手応えは、まあ正直あまりない。

と言っても、それは面接が悪いとかではなく、以下の理由である。

 

1.就職希望先として2番手であること。また、それに伴って色々と試したこと。

2.ネット検索での通勤予定時間は1時間半のところ、実際は2時間半であり、就職時の調整が困難であること。

3.なんか、わたしの本質を勘で捉えられている気がすること。

 

まあ、1は結果次第、2は交渉次第、3はわたしの印象なので、確定的なものは何もない。

 

面接については、仕事をしていた時よりもだいぶやりやすくなったと感じる。というのも、「どうして辞めるんですか?」系の質問が来た時に、どうしても不満が滲み出ていたからだ。今は「そんなこともありました」という思い出話、この差は大きい。

また、こちらからあまり情報を出し過ぎないようにした。これまでの経験から察するに、意識高い感じで行き過ぎると、どうも手応えがおかしい。たぶん、転職市場というのは、そんな意識の高い人材ではなく、都合の良い人材を求めているのだと感じる。現実的な問題として、コンプライアンス等の知識があると、人を使いづらい組織が多いのだと思う。前勤めていた保育園では、先輩保育士から「労働基準法っていうのがあってね?」という話を切り出されて戦慄したのはもはやトラウマものだ。そのレベルの常識を最新の知識のように説明されても困るし、そんなこと一々言うってことは「知ってはいるけどできていない」と言外に語るも同然であるし、実際サービス残業を抑制することはできていなかった。……こういうことを書いていると、やはり不満が滲み出てくるようだ。

 

そういえば、今日面接を受けた職場曰く、新卒の採用が絶望的らしい。

というのも、大手が数十人規模で採用してしまうため、中小企業まで落ちてこなくなって来ているのだそうだ。

まあ、新卒は平均3年で1人辞めると言うし、実際わたしが始めにいた工場の高卒同期もわたしを含めて半数が退職済みである。後輩はもっと早かった。

そうなると、必然的に転職市場が活性化しそうなものだが、中途採用のハードルは依然として高いだろう。

何か世の中を明るくする新システムは出てこないものだろうか。