Deborah_and_Michael のブログ-なつお


こんにちは~☆ なつです。今日は、ナラティヴセラピーです。 v(^-^)v

ナラティヴ(語り)には、その人らしさが、あふれています。語られている単なる出来事から、語ることで、実感が伴われる出来事に変化するのを、感情を伴う、その人らしい表現が、次々と、編み出されるのを、面白そうに、聞いている、それは、ブログでも、ピコでも、同じだと、思います。


前回の、一般生物体理論のブログで、人間のシステム(環境システム)について、書かせていただきましたが、家族療法が、システム論から、ポストモダニズムへと変化するときに、アンダーソンと、グーリシャンは、「linguistic systems言語的なシステム」を、強調していましたが、これは、肯定的な意味づけを持つ物語の生成によって、問題はすでに解決されている、というものです。


問題は、ある、のではなく、語られているのです。であれば、治療的会話によって、治療システムを構築することも、可能です。問題のある現実を、作り上げることもできれば、問題のない現実を、作り上げることもできる、それは、どちらも、自分自身に、他者に、語ることによって、作り上げられる点で同じです。それは、数学的には、1=1、0=0 であると、考えられます。


=を例に書いてみましたが、もちろん、+も、-も、できます。電算記号を自由に操ることで、心も、頭も、すっきりしますね。社会構成主義的、認識論の、ご案内でした。 (〃∇〃)

今日も、生物体システムの7つのレベルについて、考えていきます。システムの7つの階層について、人間を例にしますと…、



G Super-national System (システムとしての国際連合)

  ↑↓

     ↑は、Supra-system ↓は、Sub-system                              

F Societal System (システムとしての国家)

  ↑↓        

E Organizational System (システムとしての会社組織、学校組織)

  ↑↓

D Group System (システムとしての家族)    

  ↑↓

C Organismic System (システムとしての人間)

  ↑↓

B Organ System (システムとしての脳、心臓…)

  ↑↓

A Cell System (システムとしての細胞)



というふうに、この理論は、「個人を、その環境と照らし合わせて理解しよう」とする、家族療法の試みによって、個人のこれまでの経過(プロセス)は、上記のABなど、下位のシステムの経過として把握して、また、個人に与えている影響が大きいとされる、DEFGなどの、上位のシステム(環境システム)を、治療的介入の対象として、考えるのことが、可能なのです。



環境システムは、家族だけとは、限りません。社会、機構、仕事仲間、または学校(学級)や、就職先や、入院している病院など、どのレベルの変化でも、他のレベルに影響を与える、という理論から、家族以外の環境システムへのアプローチが可能とされています。


 

Systems Approach in Family Therapy

Overview of Theory and Practice

by Yasuichiro Yusa, Ed.D.

1984 by Seiwa Shoten Publishers, Tokyo

Deborah_and_Michael のブログ-なつお


こんにちは~☆ なつです。 (^-^)/


今日は、復習をします。まとめてみます。The sender が、give information するときに、少なくとも、7つのタイプがありました。


He will assume that...


1) one instance is an example of all instances. Particularly in his use of ”who”,”what”,”where”,and”when”. 私が遭遇したすべての例がそうだった、というふうに、誤解されやすい会話文でした。例としては、All women are wise.でした。


2) other people share his feelings, thoughts, and perceptions. 私と、共有してくれる、と、はじめから前提して、語りかける文でした。例としては、Why didn't teach children to do the right thing.でした。


3) his perceptions or evaluations won't change. 私は、完璧な理解力を持っている、という、意味がこめられた文でした。例としては、Yah, I already know about that.でした。


4) there are only two possible alternatives. これは、選択肢が2つしかなく、どちらかだ、と主張している文です。例としては、You're either for me or against me.です。


5) characteristics are part of those things or people. これは、ある特質を、その人の「部分」、とみなす文です。例としては、She is selfish.です。


6) he can get inside the head of another. これは、私は、あなたの頭の中が読めている、という、まるで占いのような発言です。例としては、I know what you're thinking.です。


7) the other can get inside his head. これは、あなたは、私の頭の中が読めている、という、まるで、占いのような発言です。例としては、You know what I really mean.です。


これら、7つのミス・アンダスタンディングは、The receiver が、get information するときに、どのような作用を及ぼすのでしょうか。次回は、そのあたりから、はじめたいと思います。


Conjoint Family Therapy

Third Edition

by Virginia Satir

SCIENCE AND BEHAVIOR BOOKS, INC.