一人で考えているときに、哲学をしていることが多かった私ですが、ナラティヴに限らず、心理学と出会えたことで、私の関心は、自然と、他者へと向かっていったように、思えています。


ナラティヴセラピーに、触れたときから、ある、というとき、何があるのかという「内容」と、あると言う「行為」について、考えるようになりました。


残念ながら、まだまだ、私は、片寄っているのかもしれません。人の話を聞いているとき、どのように語りかけているのか、という、非言語メッセージを、まったく気にせずに、「内容」だけを、聞いているときもありましたし、対照的に、なぜ私に話そうとするのか、その「行為」だけを、深読みして、怒ったり、笑ったりしていたものです。


そのような経験から、私は、やっと、「行為」と「内容」を、あわせて、どうしてそのような「内容」を、私に言う「行為」のかを、考えるようになりました。


ですが、私が、最も感動するときは、ある、と人が言う瞬間なんです。人の中で、何かが生まれているのか、私にはわからないけれど、その人の中で、あることと、あると言うことに、私は、生命を感じてしまいます。他者との出会いを、感じてしまうのです。


この感動と、幼い私の葛藤を、知ってほしい!そんな気持ちで、ナラティヴセラピーについて、学んでいきたいと思います。

1980年、ミラーは、精神医学の分野で、病気の人がかかえる問題の治療に従事するための、概念的枠組みとして、一般生物体システム理論を、提唱しました。


大変、凝縮された、中身の濃いこの理論と、私が、出会ったのは、西暦2003年から2004年、在籍していた大学の授業の一部分としてでした。大学3年次に、ゼミを選択するときに、私は、家族療法の先生のゼミでの面接で、「何が一番、印象に残っているか?」を聞かれたときに、答えたのが、この、一般生物体システム理論でした。


頑張って、勉強したけれど、今なお、一般生物体システム理論は、私にとって、複雑で、難解な理論です。しかし、私は、この超越した理論に、何度となく、引き寄せられ、模索する中で、そのたびに、何か新しい発見を得て、追究し続けてきました。


そんな私が、書き始めた、このブログです。私は、多くの方々に感謝しなければ、なりません。私は、このブログを書く「内容」で、自分の考えを、まとめるだけではなく、ブログを書くという「行為」を、社会で、認めさせていただいていることで、社会の中での自分の存在を、肯定することができるのです。


ご紹介が、長くなってしまいましたが、これから、一般生物体システム理論を、十分に理解することを目的として、ゆっくり、ゆっくりと、概念や、抽象的思考に、とどまらず、私のナラティヴな生活を通して、書いてみようと、思います。どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>


Deborah_and_Michael のブログ-なつお


こんにちは~☆ 大きな写真の、なつおちゃんです~☆ ヾ(@°▽°@)ノ


ブログのデザインも、変えてみたのでしょうが、どうでしょうか?!


これからも、よろしくお願いいたします。