1980年、ミラーは、精神医学の分野で、病気の人がかかえる問題の治療に従事するための、概念的枠組みとして、一般生物体システム理論を、提唱しました。
大変、凝縮された、中身の濃いこの理論と、私が、出会ったのは、西暦2003年から2004年、在籍していた大学の授業の一部分としてでした。大学3年次に、ゼミを選択するときに、私は、家族療法の先生のゼミでの面接で、「何が一番、印象に残っているか?」を聞かれたときに、答えたのが、この、一般生物体システム理論でした。
頑張って、勉強したけれど、今なお、一般生物体システム理論は、私にとって、複雑で、難解な理論です。しかし、私は、この超越した理論に、何度となく、引き寄せられ、模索する中で、そのたびに、何か新しい発見を得て、追究し続けてきました。
そんな私が、書き始めた、このブログです。私は、多くの方々に感謝しなければ、なりません。私は、このブログを書く「内容」で、自分の考えを、まとめるだけではなく、ブログを書くという「行為」を、社会で、認めさせていただいていることで、社会の中での自分の存在を、肯定することができるのです。
ご紹介が、長くなってしまいましたが、これから、一般生物体システム理論を、十分に理解することを目的として、ゆっくり、ゆっくりと、概念や、抽象的思考に、とどまらず、私のナラティヴな生活を通して、書いてみようと、思います。どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>