SAISでは大体最初の1、2週間目に興味のあるクラスに足を運び、その中から4つ選択するというスタイルが定着しています。

なので最初の2週間は「Shopping Week」と呼ばれています。

自分の学部時代もそう呼ばれていましたが、Elliott Schoolなどでは安易にクラスのAdd・Dropができないらしいので(お金がかかるそうです)。

SAISの戦略学で有名なCohen教授や、中南米のクラスなど色々と見に行きましたが、結局取るクラスは以下の5つに決めました。

・Multinational Corporate Finance
ボローニャで取ったCorporate Financeの応用版で、ワートンスクールでも教えている教授が教えているクラスです。

・News Media & International Affairs
実際にジャーナリストだった方が教授で、頻繁にゲストスピーカーを呼んでくれます。

・Cyber Conflict and National Security Policy
NSA、ホワイトハウス、ゴールドマンなどで働いていた経験のある教授で、トピックも教授もかなり魅力的でした。元々取るつもりは無かったのですが、戦略学専攻の学生の集まりの時に教授と話したのがきっかけで取る事にしました。

・Current Asian Security Issues
元々情報機関で働いていた教授で、Elliott Schoolでも教えていたそうです。最初のクラスに参加してすぐに取る事に決めました。が、人気のクラスだったため300ポイント程Bidding Pointを使いました(SAISでは人気のクラスは与えられたPointを使って席を奪い合う)。

・Financial Accounting and Analysis
既にCorporate Financeをやっていますが、一応基礎も大事かなと思い取る事にしました。2クレジットのみで7週間のクラスです(通常のクラスは4クレジットで13週間)。

他に中国語も取る事に決めました。

興味深い、自分のやりたいクラスが取れるので楽しみです。

DCではボローニャよりもクラスが簡単とも難しいとも言われているので、それはまた後日ブログに綴ろうと思います。



この前「車輪の下」を読んだので、再び古本屋にあったヘッセを買ってしまいました。

ドイツ語の題名は「ペーター・カーメンチント」で、ヘッセと少し重ねられているペーターが主人公です。

高橋健訳でしたが読みやすかったです。

かなり深い内容で、女性とのすれ違いや登場人物の死がメインに描かれています。

ヘッセは欧米ではよく難解とされていますが、実際は東洋文化や哲学に傾倒していたので感性としては我々日本人に近い物があります。

アッシジの聖フランチェスコにも影響されていた時期で、ボピーへの優しさもそういった所から来ているのが分かります。

小説としても詩的で美しく、面白かったのですが、何よりも驚いたのがこの作品が27歳で書かれたという事です。

こんな境地に27で達する事ができたのはやはり詩人的な感性のおかげだったのでしょう…。

クヌルプにも良く表れていますが、ヘッセの思想で一番好きなのがいつか終わる人生だから今を精いっぱい生きようとする姿勢です。

一度は自殺まで考えたヘッセの、「何のために生きているのだろう」という投げかけ。

深く考えさせられます。

SAIS DCでも2日間のオリエンテーションがありました。

初日は参加必須じゃなかったのですっぽかし、2日目から参加しました。

オリエンテーション自体はボローニャの学生を対象にデザインされていたので久々に友達と会う事ができました。

内容自体はボローニャでオリエンした時とほぼ同じだったので無駄感に溢れていましたが、SAISのグッズを貰う事ができたので少し嬉しかったです。

その後ハッピーアワーもありましたが、行かずに部屋に帰って寝ました。

まだベッドが無いので毎日床で寝ていて、体が痛いです。


遂にDCに到着しました。

夏はずっと働いていたので疲れていましたが、DCでも楽な生活は見込めません…。

着いてからは早速アパート探しですが、ボローニャのように用意してくれる人がいないため全部自分で。

Yelpでアパートを探し、電話してアポを入れ、実際に足を運んで5,6件見てまわりました。

結局SAISに歩いていける距離のアパートと契約を結びました。

1ベッドルームでSAISの人とシェアし、一人1050ドル+他のフィーです。

家具とかネットを色々合わせると1300くらいになるかも知れません。

家具はIKEAで購入。

ルームメートの知人が車を出してくれたのでさっと買う事ができました。

とりあえずアパート自体は一応ジムや図書館がついていて、良さそうな感じです。

しかも立地が良いので生活も楽そうです。

もう9月2日から授業が始まるので、また忙しい生活に戻ります。

就活も始めなくてはなりません。


古代ローマ帝国の皇帝で哲学者でもあったマルクス・アウレーリウスの著書です。

元々本として書かれた訳ではなく、自分に宛てた内省のための文書だったので非常にフランクに書かれています。

訳は神谷恵美子で、読みやすかったです。

基本的には後期ストア派、特にエピクテートスの思想がアウレーリウスを通して展開されます。

晩年に書かれた物が多いためか死を題材としているものも多く、印象的でした。

元々音楽でもPink FloydのTimeみたいなのが好きなので、自分にはストア派が合っているのかも知れません。

所々一生忘れられないような金言が混ざっていて、読んでいる内に本が附箋だらけになってしまいました。

死ぬ前に読んだ方がいい一冊であり、人生の方向性をも変える力を持った本だと思います。