着物談議・ナンパから始まる異文化交流 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

去る先月の歌舞伎鑑賞教室観劇の帰路。

電車内でメキシコ人男性からお声かけられまして。

と言ってもチャラい感じではなくて、始終丁寧な物腰で。

着物着用しておりますと、
2割増しくらい優しく接してくださる気がする、
老若男女国籍問わず。



Excuse me,  隣、座ってもいいですか?

ええ、もちろん!

とても美しい色遣い!(←褒められてるのは着物です、わかってます)

写真撮っても良いですか?

あ、でも私、次の駅で降りないといけなくて…

じゃあ、ココで!

(電車内だけど…まいっか(汗))

そのまま、まさかの己撮りツーショット。

あ、ごめんなさい、次の次でした、降りるの(恥。話していて駅名見ていなかった)。


みたいな感じで。

別れ際、両手合わせて拝まれました(←海外の方からよくやられるやつあるある)。



更に遡って、3月のFFX歌舞伎観劇後。

ホテルに戻り、ホテル内コンビニで買い物中にお声かけられた際は、
海外女性二人組さんでしたが、

私達の居る店内へ、彼女たちが入店してきた時の様子を、たまたま旦那様が見ていたそうで、

私を発見し、わあああ!とすごくテンション上がっていたとか。
暫く、写真撮りたそうにしてらしたらしい。


ツーショット、ソロショット、後ろショット、
最終的に色々撮りましたが。



ですみません。

この時のピアスはコレでした。
バイラオーラ時代に、余り素材で制作したもの。
シージョに付けたり出来るよう、こんな仕様にしてあります。

結構撮影には応じてきているので、
私も海外でその国の民俗衣装の方お見かけしたら、
どうか快く撮影させてくださいまし(民俗衣装、好き)。


こんな感じで、海外の方はテンション高めの方が多めですが。

今迄着物関連でお声かけてくださった中で一番勢いがあったのは、

大阪のお姉さんでした。


約10年ほど前、歌舞伎座改修工事につき、松竹座で團菊祭が開催された時のこと。
FFX歌舞伎の時と同じ、LOVE SWAN着用しておりました(この時は、ちゃんとお草履、お揃いの帯でお太鼓でした)。

↓お揃いの帯。
こちらは関東巻き。関西巻きの胴の刺繍は白鳥です。

宿泊先から会場へ向かう途中、某アパレルショップの前をとおりかかった際、
店内からスタッフさん小走りで登場、


お着物素敵ですーーー!!!
中から通りかかるのを拝見して、声かけずにはいられませんでした!
すみません、いきなり出てきちゃって!


褒められてるのは着物です、わかってます。

いえいえいえ。
そんな、
アパレル路面店のスタッフさんからだなんて、
大変恐縮でした。

↓ココでも着てました。
この時は網タイツ着用の際のバランス検証の為、
裾は短めに着付けております。



正真正銘若い頃から頻繁に着物で出掛けておりますが、
着物を通じて、都度、斯様な交流が出来る事は、

私は素敵だとおもいます。

長年、カジュアル着はこんな感じに
遊んでみたり着崩したりしてきておりますが、
所謂「キモノケーサツ」みたいなのには遭ったことはなく。

まあ、そういうのにつけ込まれぬ様、
一応着物に関しては常にお勉強しておる次第ですが。

歳上の方からも、好意的な反応しか頂いたことはありません、それも大抵は上品な方、幸いにも。


一応学校は服飾出身、
それなりにファッションも勉強してきた立場からの意見ですが、


家から一歩外に出て社会活動するからには、
服装、身なりにはマナーが求められると思っているので。

自己満足を踏まえつつも、
洋服、和服、私服問わず、
やはりソコはブレたらいかん、
というのが信条で、

コレが功を奏しているのかなと勝手に思っております。
師事した先生方、先輩方に感謝です。


コスプレなぞしているわたくしが申すのもアレですが。


着物。
楽しみつつも、まだまだ勉強です、
本っっっっっ当に。

ゴールはありません。