去る先月の歌舞伎鑑賞教室観劇の帰路。
電車内でメキシコ人男性からお声かけられまして。
と言ってもチャラい感じではなくて、始終丁寧な物腰で。
着物着用しておりますと、
2割増しくらい優しく接してくださる気がする、
老若男女国籍問わず。
Excuse me, 隣、座ってもいいですか?
ええ、もちろん!
とても美しい色遣い!(←褒められてるのは着物です、わかってます)
写真撮っても良いですか?
あ、でも私、次の駅で降りないといけなくて…
じゃあ、ココで!
(電車内だけど…まいっか(汗))
そのまま、まさかの己撮りツーショット。
あ、ごめんなさい、次の次でした、降りるの(恥。話していて駅名見ていなかった)。
みたいな感じで。
別れ際、両手合わせて拝まれました(←海外の方からよくやられるやつあるある)。
◆
更に遡って、3月のFFX歌舞伎観劇後。
ホテルに戻り、ホテル内コンビニで買い物中にお声かけられた際は、
海外女性二人組さんでしたが、
私達の居る店内へ、彼女たちが入店してきた時の様子を、たまたま旦那様が見ていたそうで、
私を発見し、わあああ!とすごくテンション上がっていたとか。
暫く、写真撮りたそうにしてらしたらしい。
ツーショット、ソロショット、後ろショット、
最終的に色々撮りましたが。
ですみません。
この時のピアスはコレでした。
バイラオーラ時代に、余り素材で制作したもの。
結構撮影には応じてきているので、
私も海外でその国の民俗衣装の方お見かけしたら、
どうか快く撮影させてくださいまし(民俗衣装、好き)。
◆
こんな感じで、海外の方はテンション高めの方が多めですが。
今迄着物関連でお声かけてくださった中で一番勢いがあったのは、
大阪のお姉さんでした。
約10年ほど前、歌舞伎座改修工事につき、松竹座で團菊祭が開催された時のこと。
FFX歌舞伎の時と同じ、LOVE SWAN着用しておりました(この時は、ちゃんとお草履、お揃いの帯でお太鼓でした)。
宿泊先から会場へ向かう途中、某アパレルショップの前をとおりかかった際、
店内からスタッフさん小走りで登場、
お着物素敵ですーーー!!!
中から通りかかるのを拝見して、声かけずにはいられませんでした!
すみません、いきなり出てきちゃって!
褒められてるのは着物です、わかってます。
いえいえいえ。
そんな、
アパレル路面店のスタッフさんからだなんて、
大変恐縮でした。
↓ココでも着てました。
この時は網タイツ着用の際のバランス検証の為、
裾は短めに着付けております。
◆
正真正銘若い頃から頻繁に着物で出掛けておりますが、
着物を通じて、都度、斯様な交流が出来る事は、
私は素敵だとおもいます。
長年、カジュアル着はこんな感じに
遊んでみたり着崩したりしてきておりますが、
所謂「キモノケーサツ」みたいなのには遭ったことはなく。
まあ、そういうのにつけ込まれぬ様、
一応着物に関しては常にお勉強しておる次第ですが。
歳上の方からも、好意的な反応しか頂いたことはありません、それも大抵は上品な方、幸いにも。
一応学校は服飾出身、
それなりにファッションも勉強してきた立場からの意見ですが、
家から一歩外に出て社会活動するからには、
服装、身なりにはマナーが求められると思っているので。
自己満足を踏まえつつも、
洋服、和服、私服問わず、
やはりソコはブレたらいかん、
というのが信条で、
コレが功を奏しているのかなと勝手に思っております。
師事した先生方、先輩方に感謝です。
コスプレなぞしているわたくしが申すのもアレですが。
着物。
楽しみつつも、まだまだ勉強です、
本っっっっっ当に。
ゴールはありません。