着物談議・FFX歌舞伎 Ⅱ | D-DST

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観劇時の自己満足・作品を意識した装い編『FFX歌舞伎』の場合・Ⅱ


着物は『LOVE SWAN』by KEITA MARUYAMA。

前項で書きましたが、
ティーダには到底寄せられなかったので、
白鳥柄で菊さんを応援。
まあ、自己満足なので。

20年程前に誂えたものですが
(わたくしキグナスダイヤモンドダストで育ちまして❄問答無用で飛びつきましたコレクションでした。
実は帯は無茶苦茶締め辛いのですが/汗)、

たかだか化繊モノですが、

刺繍、絵羽っておりますの。



着物でも普段着は「お手入れのし易さ」重要視しておりますので、
今の時期、忌々しい花粉黄砂対策も出来。
今回の様に雨降りの日も気にせず。

優秀で重宝しております。


帯にはNa+Hのコルセットを。
フロントのレースアップモチーフを、ルールーのスカートのベルトに見立てられるかな、と。


コルセットなのでバックにもレースアップがありますが、
如何せん、着物、
ただでさえウエストは布が重なりまくる箇所、
シャリシャリ張りのある生地なので補正も必須、
という訳で

レースアップをかなり広げる必要がありまして。
↓↓↓

レースアップ、て…幅が広がるとカッコ悪いじゃないですか(焦)。
真っ黒で分かりづらいのですが、
わざわざ後ろに兵児帯を垂らしたのは、
その広がったレースアップ隠しの為です。

歌舞伎版ルーはバックに黒布引いてますし、
歌舞伎版にも寄せられるかなと。

兵児帯を、
コルセットの内ではしごき代わりに締め、
そのまま後ろに流し、長めの文庫ぽくしております。


しかしジップアップ一つで帯が決まるのは爽快でした…。
楽ちんだった…。


襟。
歌舞伎版に寄せてパープル、を考えましたが、
手持ちに好い生地がなかったので、

襦袢の柄そのままで。
それから、袖丈やベルスリーブのシルエットは、
アームカバー遣いで調整してみる。

ルールーに寄せると言っても決してコスプレがしたいわけではなかったので(故に、ちちも出しませんよ旦那様)、

衣紋も抜きすぎないようにしました…

が、
ちょっと詰めすぎたかも(汗)。


FFXプレイ当時は、ルーの髪型を見、

かんざし挿しすぎじゃないのか、思うておりましたが。

実際、この高さにシニヨン持ってきて、
長く垂らす分もあって、となると、

固定するのに本当にかんざし4本は必要だった(慌)。

当初は飾りで二本、と考えていたが、

結局手元にあったかんざし総動員(総、ではないが)。


本当に固定する為のかんざしなので(笑)、しっかり挿し込んでます。
観劇中、後ろの方にも干渉するといけないし。

特にこの煙管かんざしは、長さも強度も抜群に使いやすく。
コレ一本でもしっかりキマリます。


赤のカラコンも、初。

色のチョイスが難しかった。
マリリン・マンソンみたいになりたくないし(笑)。

なるべく暗め、深め…で探し、

普通に写真に収まるだけなら、殆ど気にならなかった。

意外と赤、色味によっては使いやすいかも。



完全なる自己満足の限りを連ねましたが。

有り難いことに、

坂東彦三郎丈、上村吉太朗丈にはインスタで反応頂き(わざわざご覧頂けたのかと思うと少々恥ずかしいが)、

前編お隣だったおばさま、汐待茶寮の支配人さん、
宿泊先のホテル近辺では欧米からのお客様(恐らく観光客)からお声掛け頂いて、
一緒に写真撮ったり。

「帯→コルセット」は本当に楽ちんだったので(着付けも着心地も)、
もうちょっと詰めてみようとおもいます。
わくわく。