着物談議『The Phantom of the Opera』 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

観劇時の自己満足・作品を意識した装い編『オペラ座の怪人』の場合。

当作品といえば、絢爛豪華な劇場建築や装飾が浮かびますが、
だからこそ、すっきりした装いにしたいと思って。


映画『The Phantom of the Opera』(2004年/監督 =ジョエル・シュマッカー)の
『Masquerade』(大人数の場面、モノトーンに揃えたお衣裳にゴールドを散りばめた色彩が最高にスタイリッシュだと思う)の様な。

ただ、モノトーン過ぎると着物の場合、しらすか太刀魚風味(←何故か魚)になりそうだった(つまり白黒の配分が難しい)ので
襟にゴールドを、
帯小物で二色足しました。



あと、時期的にも白大島を着たくて。


帯はくるりの名古屋帯・マニフィークです。


商品説明に
「刺繍名古屋帯【magnifique(マニフィーク)】は、フランスの宮殿の大理石装飾のように、気品漂う優美なメダイヨン柄の図案を描き起こしました。」

とあります。

や、バロック・ザ・ガルニエ宮(←だから何コレ)にぴったりではなかろうかと。



↓帯小物の案。


↓コレを採用。


パールの帯留が欲しかったので、制作しました。
パール、というかチェコガラスパールですが。

己で作っておいてアレですが、
さやえんどうにしか見えなくなっている。



とお揃いです。





ですが、

元の持ち主さん、私とはだいぶ体型の異なる方で、
久々に着付けに手間取りました。


身幅→余り過ぎ
身丈→ギリギリ
裄→短め


後ろ中心がだいぶ右に寄っております(鏡越し撮影)。


おはしょりづくりもいまいち。


今月、観劇予定がありますので、リベンジしてやりたい所存(ただ随分気温が上がる様なので、もしかしたら変更するかも)。

着付けも随分サボっておりますので、
その成果が如実に表れております。