初回観劇時。
その時の映画館が、チケットを切ってからスクリーンまで、
間接照明の、落ち着いた静かな空間を少し長めのエスカレーターで登ってゆく構造だったのですが、
そのエスカレーター上昇中。
私たちの後方から、
「はぁ……これで最後かあ…」
と観る前から非常にテンションの低い呟きが聞こえ、
忍び笑いしたこともつい昨日の事の様です。
◆
まだまだ『ENDGAME』所感は尽きませんが。
本日は『母の日』という事で。
本作品、錚々たるキャスト陣によるエンディングに仕上がる訳ですが、
中でも初回から心打たれたのは、
神々しい母上たちでした。
ソーの母上。
陛下の母上。
ホープの母上。
フィナーレとも言える様な壮大で華やかなエンディングですが、
先ずは母上たちの美しさに涙が出そうでした。
今でもうるうるきます。
敬愛するガブリエル・シャネルの言にもあります、
『20歳の顔は自然から授かったもの。
30歳の顔は自分の生き様。
だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る。』
今年はこのタイミングでお母様に逢いにゆかれないことが心残りですが。
改めて、
初心を忘れず、
素敵な良い先輩方を倣い、目指し、
邁進してゆきたい所存です。
◆
エンディングつながりで、もう少し。
黒豹でなくて陛下衣裳でワカンダフォーエバ。
花火バックのヴァルキリー。
赤ドレスのオコエ将軍。
短身銃で狙撃を成功させるペギー。
雷神さんは短髪。
それぞれ私個人的に大好きなシーンや姿だったのが嬉しい。
ヘムズワース氏の体格には、ストームブレイカーがよりよく似合う。
元々原典でも(←神話オタク脳発動)、ミョルニル(ムジョルニア)は斧に似た形状だし。
…次作、ヒゲはともかくどうか髪は伸ばさないで欲頂きたい…。
↓このシルエット、カッコいい。