![ラウンド・ミッドナイト](https://stat.ameba.jp/user_images/20200606/19/dbreak1021/86/6f/j/t02200297_0370050014770161882.jpg?caw=800)
1959年
アメリカのテナー・サックス奏者デイル・ターナー(デクスター・ゴードン)がパリのジャズクラブ「ブルーノート」に出演するためにやって来た
盛りを過ぎたとはいえ長年、サックスの巨人として君臨してきたデイルの来仏は、パリのジャズ・ファンの心をときめかした
デイルを迎えたのはクラブの音楽監督でピアニストのエディ・ウェイン(ハービー・ハンコック)やヴァイブのエース(ボビー・ハッチャーソン)といった気心の知れた仲間たち、それにクラブのオーナー、ベン(ジョン・ベリー)らであった
クラブは久々に大物の来場で湧き返った
その音を、クラブの外で雨にうたれながらじっと聴いている若者がいた
貧しいグラフィック・デザイナーのフランシス・ボリエ(フランンワ・クリューゼ)で、彼はみすばらしいアパートで待っていた9歳の娘ベランジェール(ガブリエル・アケル)に「彼は神のように素晴らしかった!」とその感激を語って聞かせた
フランシスは妻(クリスチーヌ・パスカル)と別れ、男手ひとつで娘を育てていたのだ
やがてデイルとフランシスは意気投合し、英語が分からないベランジェールもデイルに親しんだ
しかし、フランシスには不安もあった
デイルはアル中で、酒が入ると姿をくらませてしまうのだ
フランシスはデイルを家に引き取り、面倒を見ることにした
数ヵ月後、ついに別れの時がやって来た
デイルがニューヨークヘ帰る日が来たのだ
パリ在住のジャズメンを招いての賑やかなファミリー・パーティ、待望のスタジオ録音、リヨンへの旅など数々の思い出を残して…
監督はベルトラン・ダベルニエ
今はなき福岡ブルーノートは2回だけ行った事があります…
どうも!福岡市博多区中洲に在るbar Day-Break(バー デイブレイク)
の店主『おかも』です(^_^)
ジャズの巨匠、バド・パウエルとレスター・ヤングのキャラクターと実話を基に描かれた音楽ドラマです
映画に出てくるバンドもハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、ロン・カーターなど錚々たるミュージシャンで構成されていて、彼らの演奏シーンは普通にライブのビデオを観ているようでした(^_^)
★★★★☆(5つが最高)
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