あと2作品です… | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

天使を誘惑 天使を誘惑('79)


上杉浩平(三浦友和)は親友の松田(火野正平)が勤めるクレジット専門店の同僚、佐野恵子(山口百恵)と同棲している


翻訳の下請けをしている浩平の稼ぐ金だけでは暮せないので、店を辞めてしまった彼女は、今、フルーツパーラーのウエイトレスをしている
恵子は浩平のことだけを思い、決して自分を強く主張しない、そんな女だった


ある日、松田は結婚をするので司会をしてくれと、浩平に頼みに来た
当日、浩平と恵子は会場で恵子の元上司、岩淵(津川雅彦)と出会い、彼が恵子にちょっかいをだしたことから、乱闘となり、式はメチャクチャになってしまった


そしてまたある日、見知らぬ男がふらりとふたりのアパートにやって来た
実は浩平の父(大友柳太朗)で、暫くの間そこに居る事になった
父によると、浩平は家出をしたままだが、別に今まで咎めたこともなく、それどころか、父自身もかなりだらしない生活をしているようだった
恵子は、そんな父に浩平の生き方に共通するものを感じるのと同時に、ふたりがお互いのことについて何も知らないことを思い知らされた
実際、浩平も恵子も自分の家のことや過去について語ることはなかった
ふと襲ってくる不安、もろく崩れてしまいそうになる感情はそんなことに起因しているのかもしれない


そんなある日、妊娠した恵子は、浩平にそのことを告げず、ひとりで中絶する…


原作は高橋三千綱、監督は「もっとしなやかにもっとしたたかに 」の藤田敏八


比企理恵もチョイ役で出てます…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


同棲について、結婚について、当時の愛のかたちを描いた百恵・友和コンビの第11作目です
ストーリーの展開やカメラワークがいかにも藤田作品という感じでしたが
エンディングがいまいちかな~?


劇中出てくるお酒;サントリー角、キリンラガー


★★☆(5つが最高)


「人気blogランキング」に参加してます
面白いと思った方はクリックお願いしますm(__)m by おかも →
ココ