メタルブラック ROUND1 道中 | ワシはシューティングゲームをやる事にしたんだ

ワシはシューティングゲームをやる事にしたんだ

できるかな?…じゃなくて、やるんだよね?
STGの攻略?…いやいや、ただの備忘録だよ。

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ゴールデンウィークに帰省して、甥っ子とストリートファイターⅥの対戦をして来た。
ワシがストリートファイターⅤでボコボコにされた時、彼は8歳だった。
あれから時を経て、こやつは12歳となっていたが、格闘ゲームへの熱は少し冷めており…。
今はマインクラフトのPVP、詳しくは知らんがネットでのタイマン勝負みたいなものにハマっていた。
お小遣いを溜めてPCや専用マウス、低遅延モニターを揃え、世界中のユーザーを相手にしているとの事…。



これがまた相当強いみたいで…。
戦い方を教えてくれ(Teach Me Fight!)と指南するメールが、インドやパキスタンから来るらしい。
そんな訳で、格闘ゲームの腕は前より鈍っていたが、それでも勝てない情けないワシであった…。
 
 
さて、メタルブラックを始めましょう。
 
ROUND1「DOWN TO EARTH」



タイトルを直訳すると、地に足の着いた…となるが、この言い回しはスラングらしい。
地に足が着いている事を人柄に充てて、優しくて誠実な事を表しているとの事…。
ジョン・フォードの事なのかしら、それとも今回の反乱は咄嗟のものではなく落ち着いた判断の元に行われているという意味なんだろうか。
 
このROUNDは少し気を付ける箇所はあるけど、難易度は低く楽に進むことが出来る。
その為、今回は話が色々横道に逸れると思うけどお許しあれ…。


骨組みだけになった高層ビル群を抜けて、ブラックフライが発進する。
「TAKE OFF」のBGMでスタートする一連の演出が、いきなりめちゃくちゃカッコいい。



このROUNDのBGMタイトルは「BORN TO BE FREE」。
我々は生れながらに自由というニュアンスなのかな…。
荒廃した地球で夕日が沈む黄昏の中、シューティングゲームの1面には相応しくない程の寂しく静かな曲である。
それでいて、パイロットの悲痛な思いが感じ取れる名曲だと思う。
元ZUNTATAのkaru.さん曰く、開発中にこの曲は「Born」または「Born to be」と呼んでいたらしい。
 
やや大きめの赤い二足歩行砲台(以後、赤砲台)が門番のように立っている。
こいつは斜め方向に3発ずつレーザーを撃って来るが、方向は固定なので射程に居なければ大丈夫。



背景に巨大なスクリーンの付いたビルが見える。
誰も居なくなったビルに虚しく映像が流れる。
これは新宿のアルタをイメージしていると思うんだけど、ここは日本なんだろうか。
そういえば新宿アルタって来年(2025年)に営業終了するらしいね。
 
前方から2種類の戦闘機が飛んで来るが、これらは反乱を起こした主人公を止める為に発進した自軍、つまり味方である。
直進すると見せかけて急上昇や急降下、はたまた自機を通り過ぎた後に反転したりと、ややトリッキーな動きをする。
味方なのでこちらには攻撃は仕掛けて来ない…と思いきや、しっかりミサイルを撃って来るので注意する事。
ミサイルは破壊可能なんだけど、撃ち漏らした相手に後ろから撃たれる事もある。
ゲーム進行の為には撃ち落として行くしかないが、かつて一緒に戦った仲間を相手にするのは辛い設定だと思う。
 
ちなみにスクリーンに映る映像には3種類あって、スタート時にショットボタンを押すタイミングで決まる。
ZUNTATAライブとカンフー映画みたいなのと…あとは、カレーの嫌いな王様の顔のアップ。



カレーの嫌いな王様とは、同時期に稼働していた「ゆうゆのクイズでGO!GO!」なるクイズゲームのミニゲームに出て来るキャラクターらしい。
このゲームは知っているけど、このキャラが人気があったのかどうかは知らん。



地表に刺さっていた空母が突然地煙を上げて盛り上がって来る。
この際、画面右上に居るとそのまま潰されるので、左側に居る事。



その下から、巨大なヤドカリが登場する。
前にも書いたが…敵であるネメシスは地球の兵器等と融合する能力がある為、この様な奴が存在するのだろう。
まもなく背負っていた空母は勝手に爆発する。
ここはもともとショットで破壊する様にしたかったんだけど、なんでかこんな風になったらしい…。



ヤドカリは誘導ミサイルを撃って来るんだけど、このミサイルはショットで破壊可能。
正面から少し撃ち込めば簡単に倒す事が出来る。
 
ところでこのヤドカリなんだけど、ワシは既視感があって…。



ダライアスⅡにヤマトというボスがいるんだけど、これが戦艦大和の艦橋を背負ったヤドカリなのだ。
ワシはメガドライブ版のダライアスⅡが好きでよく遊んでいたもんでね。
ゲームセンターのはまるで駄目だったけど…。
ダライアスⅡの方が先にリリースされているので、これはそのオマージュかもしれない。


 (※追記:いずれも仙波氏がデザインしたものとの事でした)
 

オマージュと言えば、このヤドカリが登場する時に地煙の演出があるんだけど…。



この手法をカッコいいと思った開発の人が、レイフォースのAREA2の中ボス ポセイドンの登場シーンに採用したそうだ…。
開発者の日記に書いてあるのをネットで読んだ。



干上がった砂浜に潜水艦が刺さっていて、夕日の中にそのシルエットが浮かぶ…この哀愁漂う世界観がたまらない。
そこにビヨンビヨンと蛙のようなものが大量に飛んで来る。
これは何だろう…こいつらがネメシスなのか、それとも小型の歩行兵器なのか…よく分からない。
「デフォルト連射」だと撃ち負ける場合があるので、その時は左上に逃げる。
沢山の群れの後、なんでか最後の1匹だけ凄く遅れてビヨンと飛んで来る。



ここから…赤砲台が何機か登場する。
2機目は後ろから出て来るので、激突しない様に注意する。
前方から出て来る緑色のザコ編隊は軌道が固定で、弾も撃って来ないので特に問題無いと思う。
この緑色のザコ…豆にクラゲの様な脚が生えている…なんか食えそうな奴だが、これは何なんだろうね…。
豆クラゲと命名しようか…。



ここのビルの後ろに居る赤砲台は、正面に近付かずにビル越しに破壊した方が楽。
たまにしゃがんでいてビル越しには倒せない時があるので、その場合は正面に回り込む。
近付き過ぎるとレーザーを食らうので気を付ける事。
一旦後ろに大きく回り込んでから前に回った方が良いと思う。
その後、暫く豆クラゲの編隊を捌いていたらボスが登場する。
 
なんか色々脱線したので今回はここまでです。