早く光の春が訪れんことを。「愛してるって言えなくたって」(2011.11.20記) | リーンのガラパゴスサロン~趣味や娯楽の広場

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 達郎 12曲目でございますが、これは今年発売されました最新シングル「愛してるって言えなくたって」。3月9日に発売されて二日後に地震が起こりましてですね、もし発売前だったら大変なことだったんですが、一応発売されただけでもありがたいと思わなきゃいけないんですが、地震の直前のシングルでしたのでいろいろと大変でしたけれども、でも曲に何の罪もございませんのでですね。今回のアルバム用にちょっとリミックスして、ちょっとピアノの抜けを良くしております。その辺のマイナーチェンジをお楽しみいただければ、と思います。「愛してるって言えなくたって」リミックスバージョンです。



  愛してるって言えなくたって



 今年の1月から3月までのTBS系の日曜劇場『冬のサクラ』、草彅剛さんと今井美樹さん主演のドラマの主題歌でシングルカットされました「愛してるって言えなくたって」。3年間で4曲バラード、しかもシングルカットでバラードを書かされまして、なかなかたいへん(笑)だんだんネタが無くなってくる、なんですが今回の『冬のサクラ』、冬の悲しい物語でしたので、えー、最後まで愛してるっていえない、そういう男の切なさ、そういうものがありましたので、ちょっとこうシャンソン趣味といいましょうか、フランスのマイナーメロディーな出だし、ジャック・ブレルとかですねそういうもののAメロといいましょうか歌いだしにしてみたら気に入ったのでそういう感じにしました。完全な自己満なんですけれどもね、えー自分では割と気に入っている1曲でございます。「愛してるって言えなくたって」、ニューリミックスバージョンでアルバムでは収録してございます。



 リーン 『冬のサクラ』、震災の影響で最終回とその前の回を2時間のスペシャルバージョンとして放映していましたが、ごらんになった方はいらっしゃいますでしょうか。私は見ませんでした。というより、どうしても見る気になれませんでした。DVDに録画しているのですが、このままお蔵入りしそうです。このブログは震災前まではテレビドラマの感想、および批評を扱うものとしてスタートしたのですが、“3.11”がすべてを変えましたその後、6月まで無理やりドラマ批評を続けましたが、時事批評と平行して書くことに無理を感じ、ドラマ批評をあきらめました。ちなみに震災前のこのブログの題名は


 リーンのアルチザン批評


 でした。ファンの方なら御存知、達郎さんのアルバムタイトルから取りました。しかし、震災を契機に地震、原発、時事批評を書くことに決め、題名を


 リーンのガラパゴス批評


 に変えました。自分だけが見える批評精神を書こう、などと偉そうな考えでブログの方向性を転換しました。ガラパゴス、日本国内の市場にだけ特化してしまい海外向けに通用しない商品とそれを好んで扱う日本をやや揶揄する意味を込めて使われる言葉ですね。もっとも、今回扱う曲「愛してるって言えなくたって」のスペシャルサイトのインタビューで


「自分はこれからガラパゴス化しようと思っていた」


 と達郎さんは述べていましたが、どんどん自分の音楽性を先鋭化して深めようとする姿勢を強めようとする宣言をしていました。それを読んだことも題名を変えるきっかけになりました。結局、達郎さんに影響を受けているわけです。今回のコンサートツアーでは


「これからはもっともっとガラパゴスしようと思っている」


 とかMCで語っているんでしょうか。はやくコンサート、行きたいですね。



 さて、今回のバラードは「MY MORNING PRAYER」にとって変わられるまで、アルバムの中で一番好きな曲でした。「ゲット・バック・イン・ラブ」より好きかも!? バラードなんだけど、暗すぎない軽味が魅力です。


 愛してるって

 言えなくたって

 僕の想いが

 あなたにいつの日か

 届くまで

 愛してるって 

 言えるときまで

 涙の痕が色付く

 光の春を待っている

 光の春を夢見てる


 この詩、今の状況を言い当てているようです。震災前に作られたのですが、とても暗示的な気がします。早く光の春が訪れんことを。