達郎 13曲目に入ってありますが、ラヴィアンローズ“バラ色の人生”でありますが、前(「愛してるって言えなくたって」)がフランス趣味でありますがその延長で、これにしようと。この曲、入れようか入れまいか迷ったんですが、明るい曲、上がりなので、ひとりアカペラのいわゆるドゥーアップアレンジなので、明るいのでいいや、と。まりやの「君住む街角」の1曲目で入れようかと思いましたが、入れるところの場所が難しい。結局、ラストに持ってきました、「バラ色の人生~ラヴィアンローズ」。これは2008年の夜のニュースワイドで『ブロードキャスター』、これのテーマソングで作ったんですが、それは必ず洋楽というオファーだったんですが、そこのプロデューサーの方が僕の回で勇退されるということで、そのプロデューサーの方が一番好きな曲が「LA VIE EN ROSE」なんでやってくれと。
「えー、Edith Plaf(エディット・ピアフ)僕やるの!?」
えー、まあ、いわゆる、その、オーケストラで「LA VIE EN ROSE」、ちょっとなあ。って思ってると、そういうとき、パッと豆電球が点くんですよ。
「よし、アカペラでいこう」
伝家のアカペラっていうんですが、えー、ひとりアカペラでドゥーアップ仕立てでやるとなんでもできちゃう。たとえ演歌でもできちゃうだろう、やりませんけど。そういう、なので。ドゥーアップアレンジのこれができました。ラヴィアンローズ。
♪ バラ色の人生~ラヴィアンローズ
というわけでバラ色の人生、「ずっと一緒さ」のシングルのカップリングでございますが、これで明るく終わって、この後にこのアルバムの一番最初に「希望という名の光」のアカペラの「Prelude」というタイトルでアカペラのバージョンがありましたが、それの今度は「Postlude」、後奏、「希望という名の光」のポストリュード、というものが出てまいります。これでアルバムを挟み撃ちにしてトータリティーを出そうという狙いでありますけれども、この「Postlude」はぜひCDで実際にお聴きをいただければと思います。ちょっと意地悪しちゃったりして。何しろとにかく今の時代、パッケージがどんどん滅亡しつつある時代でありますけれど、私は古い人間なのでやはりCDのパッケージの14トラック、これで続けて流れをお聴きをいただきたくためにこのアルバムをつくっておりますのでですね、えーぜひともCDでお聴きをいただければ、とおもいます。
それから、そうそう、アルバムのカバーについて申し上げとかなければなりません。今回の『Ray Of Hope』の、カバー、もういろんなところでネットでも出ていると思いますが、楽器のコラージュです。えー楽器をコラージュして手のかたちに仕上げています。これらの楽器はわたくしの自分の全部私物でありまして、えーしかもコレクションで持って飾っているものでは実際にスタジオでレコーディングで実際に使っているものばっかりです。全部で132点、写真にとりましてその内からコラージュしてこの手のかたちになっております。えー、ブックレットのなかの全てそうした楽器で散りばめてあるものなので、あのう楽器好きな方でしたらきっと喜んでいただけます。とてもきれいなブックレットですごくいい感じで仕上がって、自分でも喜んでおりますのでですね、ぜひそちらの方もお楽しみいただければと思います。
以上『Ray Of Hope』8月10日発売、なにとぞよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。
リーン “伝家の宝刀”ですね。つい達郎さんはしゃべりにまかせて略していましたが、今回のラヴィアンローズはすでにPerformance2008-2009で演奏され、今回の話も披露しました。まさにひとりアカペラは達郎さんの“伝家の宝刀”、幾重にもかさなった山下達郎の声の広がり、どうぞ御堪能ください。また「Posolude」はちょっとアフリカはサバンナの響きがします。
というわけで、ようやく『Ray Of Hope』の全曲紹介も最後まで来ました。今回のツアー『JACCS PRESENTS 山下達郎Performance2011-2012』では何曲が取り上げられるんでしょうか。私のコンサート参戦まで一ヶ月を切りました。待ちきれませんねえ。それでは、達郎さんの記事を取り上げるのはライブの記事になります。それではごきげんよう。