“政治屋”なんて懐に小判が欲しいだけさ。「俺の空」(2011.10.29記) | リーンのガラパゴスサロン~趣味や娯楽の広場

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 達郎 今日の一番最後の曲は7曲目に入っております、「俺の空」という曲なんですが、


「お前は本宮ひろ志か」


 とかそういう葉書をいただきましたが違います。えーっと、これは洒落です。久々の曲調でありまして、ようやくこういうのがPROTOOLSでやれるようになったということをですね、お聴きをいただけるという形で今日は本編の最後であります。いわゆるファンクな一曲であります。最近のボーカルエフェクターの主流にオートチューンというのがあります。一番有名なのがPerfumeとかですね、あとレディーガガとかケロケロ声になるやつですが、それを使ってなんかやってみたかったんですが、そっから発想しまして、これはファンクしかないだろうということで。「HEY REPORTER!」とか「“Queen Of Hype”Blues」ああいうやつしかないだろうと。それでファンクの曲をつくりましてメロディ-を考えまして、どういう曲の内容にしようか考えたときに、最近とにかく東京の街っていうのは高層マンションが林立しまして、すぐ建つんですよ。それでいきなりうちの前に高層マンションが立つところがありまして、そうすると空が真っ二つになるんです。今まで見えていたものが見えなくなる。そういう無定見な都市政策への怒りを込めて詩を考えました。「俺の空」



  俺の空


 

 今回のアルバム『Ray Of Hope』でのまっつぁらの新曲であります「俺の空」。CDをお買い上げになりましたらぜひとも最後のほうまでお聴きをいただければと思います。


 ……、でも一曲一曲こうやって御説明聞いていただきながら、なんか予告編聴いていただかないと、なんかCD出してる意味ないな、って感じがいたします。話が長いので全部をお聴きいただけませんが、ぜひともCDでよろしくお願いいたします。



 リーン 「俺の空」の一人称は


 “


 という言葉が使われていますが、ここが達郎さんのファンの間で話題になりました。それはほとんどの曲が


 “


 を使用しているためです。達郎さんらしくないと訝しがる向きもありました。曲紹介のなかで、洒落、といったのはそんなところも意識にあったのかもしれません。たまにはいつも使わない言葉も使ってみたい、ということでしょうか。私はたいして気にしません。むしろ、詩の中に


 “政治屋


 という言葉が使われていて、思わずニヤリとしました。


 イカサマな政治屋か

 ワガモノのゼネコンか

 目障りなおのビルごと

 みんなみんな吹き飛ばせ!


 最近のコンサートでは主に4,50代が多くなった客を前にして


「政治屋も権力闘争してないで、しっかり政治してくださいよ!」


 などと吠えているのを聞いているだけに、リストラなどで大変な境遇にあるファンを前にして政治的発言をしたくなる最近の心境がそのまま出ている。まあ、政治屋が都市生活に定見があるとは思えず、企業が利益をあげようと必死になっているのが現在の日本の姿といえる。スマートシティとかなんとか、太陽エネルギーを使用し節電に配慮したコントロールタワーのもとに管理された都市計画が進んでいるが、はたして使用エネルギーが変わっても統一された都市計画の匂いはやはり感じない。政治家と素直に呼べないのは、結局利権のために動いていることが見え見えだからだ。


 それはあんまりに突然な

 ネコの額の庭の前

 25階のマンションが

 タケノコみたいに生えてきて


 こんな状況はスマートシティ時代もきっと続く。それにしても、高層マンションを


 “タケノコ


 と表現できるのはおそらく達郎さんしかいないでしょう。不思議な感性です。


 ところで曲紹介のなかで「HEY REPORTER!」が出てきます。これは今の奥様・竹内まりやとの交際が報じられた際、そこで遭遇した芸能ゴロのことを強烈に皮肉った曲です。それに比べたら「俺の空」はかなりしっくりと聞ける。これも達郎さんならではの曲、突然変異で生まれたわけではないですね。