達郎 みなさんこんにちわ。 ごきげんいかがでしょうか、山下達郎です。毎週日曜日2時からの55分間はわたくし山下達郎がお送りしております『JACCS CARD Sunday Song Book』のお時間であります。TOKYO-FMをキーステーションといたしまして、JFM38局ネットでお送りしております。7月も早いもので31日であります。明日から8月に入ります。えー、夏、半分来てしまいました。
えー、わたくしいよいよ発売日が、近づいてまいりましたニューアルバムの取材とプロモーションの真っ只中でございまして、そこにあろうことか竹内まりやのレコーディングが入ってしまいまして、CMがらみでありまして、今日締め切り、なので完全に前倒しで今日は撮っております。ただでさえプロモーションといいますのはこう非常に細かいことを要求されますので選曲やれとかですね、原稿書けとかですね、それの上にレコーディングで、ここはどこ私は誰? という感じであります。それでもいよいよあと10日でわたくしのニューアルバム『Ray Of Hope』の発売日になります。webなどではそうした製作ノートとかですね、ディーラーのインタビューとかそういうのが少しずつ出始めております、今日この頃であります。
えー、わたくしこの番組20年近くやっておりまして、この20年で自分のもの竹内まりやさんのもの出るたびに全曲紹介というものやってまいりました。今回もそれでいってみたいと思っておりますが、まあ、全曲紹介と申しましてもあくまで予告編でございますのでくれぐれも詳細はCDでお聴きをいただければな、切にお願い申し上げる次第であります。後最近、ブログその他でこの番組でわたくしが話していることを文字起こしされている方がいらっしゃいます。いつもはとってもありがたいとおもっているんですが、今週、来週のアルバム全曲紹介に関しましてはできればアルバム発売日後までお待ち願えればな、と思います。なにとぞよろしくお願い申し上げます。1週間ではとてもあれなので今週来週の2週間、発売直前の日曜日とその一個前の日曜日、今週来週使いまして8月10日発売のわたくしのニューアルバム『Ray Of Hope』 の全14トラックの御紹介をさせていただきたいと思います。プラス初回限定版でつきますボーナスディスク「JOY 1.5」と題しましたライブソースのボーナスディスクこの内容もですねせっかくですのでリマスタリングした音でお聴きをいただきたいと思います。えー、2週間に渡りますので半分ずついってみたいと思っております。今日はどこまでいけるところまでいきたいと思います。いつもはここで1局目なにかかけてからCMですが今日はニューアルバムの全曲紹介ですので、お知らせをはさみましてさっそくはじめてみたいと思います。『山下達郎 JACCS CARD Sunday Song Book』2週間に渡りましてわたくしのニューアルバム『Ray Of Hope』御紹介をさせていただきます。それではさっそくいってみましょう。
山下達郎がお送りしております『JACCS CARD Sunday Song Book』、そういうわけで今週来週の2週間使いまして8月の10日に発売されます久しぶりに発売されます『Ray Of Hope』の御紹介をさせていただきます。えー、この番組ができて20年、その前のラジオのレギュラープログラムがあるときには新譜を出すときには必ず全曲紹介というかたちで30年近くやらせていただいておりますが、時代がだいぶ変わりましてですね、昔はそうやってラジオでどんどんオンエアしていけばよかったのですが、昨今はそうしたものをエアチェックしてですねネットにあげられたりしますので発売前に蔓延してしまうのはレコード会社が非常に恐れてなかなかそういうのにしりごみしてしまう昨今なんですが、まあ、それでもやっぱりせっかく出すんだから予告編でも少しでも聞いていただこうと先週の番組でも申し上げましたが、あの、「私は聴かない!」というひともいらっしゃいますですが、買ってからホンチャン聴いてからエアチェックを聴く、そういうのも結構でございます。あくまで予告編でございますので、いろいろなとらえられかたをしていただければと思います。えー、でもですね、ぜひ我々の音楽を作り続けるためにはですねCDをお買い上げいただきましてですね、えーまた次につなげていくということが必要ですのでね、なにとぞよろしくお願いいたします(笑)
えー、それではさっそくいってみたいと思います。前作『SONORITE』から6年ぶりのアルバムになります『Ray Of Hope』、当初は昨年『Woo Hoo』というタイトルで発売しかけたんですが、えー一回延期しまして、その間に大災害が発生しまたのでタイトルを『Ray Of Hope』と変えました。そういう話を途中でお聴きをいただきながらいってみたいと思います。えー、今回は『Ray Of Hope』というタイトルですが、えーこれはもちろん昨年のシングル「希望という名の光」のタイトルからとってきたものであります。この曲がアルバム『Ray Of Hope』の中心となっている発想でありますが、えー、それを象徴させるためにイントロとアウトロ、導入部と一番最後に「希望という名の光」のアカペラ、Prelude、Postludeという前奏、後奏をいれております。これを挟むことによってコンセプチュアルな匂いを出したいという感じでございます。
えー、それにつづきまして登場しますのが「NEVER GROW OLD」という昨年の三ツ矢サイダーのオールゼロのCMに使われた曲のフルバージョンであります。えー、曲が続いておりますので続いてお聴きをいただきます。1曲目の「希望という名の光 Prelude」、それから「NEVER GROW OLD」2曲続けてどうぞ。
♪ 希望という名の光 Prelude
♪ NEVER GROW OLD
というわけで一曲目「希望という名の光」のPrelude、アカペラでございますが、それにつづけて「NEVER GROW OLD」。never grow oldというのは“決して古びない”という意味であります。昔からこのことばの響きが好きで、いつかnever grow oldというタイトルでつくってみたかったのですがちょうどチャンスができました。えっと、二十歳前後のころに僕、ブリティッシュトラッドとかアイリッシュフォークを聴いていた時代がありまして、そういう響きが好きでありましてなのでU2みたいな音楽、すごく響きが好きなんですがアイリッシュフォークの調性が弱いコード間が希薄なコード間にバリーホワイトみたいなビートを乗っけて作ってみたいと昔から考えていました。それが今回実現できております。「NEVER GROW OLD」でありました。
リーン というわけで今回、7月31日と8月7日にオンエアされた山下達郎のラジオ番組の文字起こしです。私は6月から3ヵ月ブログを休止していましたが、復活のきっかけは今回の山下達郎の新譜紹介を書こうと思ったからです。これをやらないと復活の意味がない。もう発売から1ヶ月以上経ってしまいましたが、11月から始まるコンサートツアーを記念して、この“東日本大震災鎮魂プログラム・一般編”(と勝手にリーンが名付けました)をお披露目したく、1コラム一曲づつこつこつかいてみます。まず間違いなく前編紹介は来月にずれ込みますが、そこは何事も遅れがちな当ブログの性でお許しください。
夏だ、海だ、タツローだ
は、80年代に達郎についたキャッチコピーですが、今回の「NEVER GROW OLD」は三ツ矢サイダーのCMにつかわれたこともあり、開放的な海をイメージしがちですが、このサウンドも歌詞も出来上がった曲はかなりしぶく出来上がっている。
そんなことは
嘘だという
過ぎた日はもう戻らないと
信じなくて
かまわないよ
時代という名のコスチュームを
脱ぎ捨てた心は
二度と滅びはしない
こんな詩の一説を読んでも震災の影を読み取れる。
私は洋楽の知識はまったくありませんので、そちらの解説はとてもできません。むしろ、文字起こしをすることで山下達郎の心の軌跡、震災という国難がひとりのソロシンガーに与えた影響を読み取っていただければ幸いです。当ブログは、現在は何を書いても震災に結びついてしまいます。重々しくなりそうですがお許しを。