フェデラー、準決勝進出。
6-1、6-2、6-2。
完勝!
だけど、4回戦でメディカルタイムアウトを取って腰の治療をしただけに、安心して見ていられなかった。元絶対王者が試合中にロッカールームに引き上げるなんて見たことなかった。
フェデラー時代は終焉を迎えた。
覚悟をした。
だが、スライス、ドロップショット、を駆使して技術で勝利した。
迎えた、準々決勝。
フットワークが細かかった。リターンとアングルショットで圧倒した。解説の土橋さんが
「最近はいってなかったですけど、“フェデラーエクスプレス”って今日は言っていいと思います」
と、賛辞を贈っていた。超特急のように早く、力強く、そしてしなやかなフェデラーが戻ってきた。グランドスラム33大会連続ベスト8進出、32回目の準決勝進出、空前にして絶後の記録をつくったことでも、フェデラーはプロテニス史上最高の選手といえる。
腰を痛めたことがかえって力が抜けてプレーにいい影響が出ている。もしかしたら、神様のプレゼントかもしれない。
さて、準決勝の相手は現在の世界No.1、ジョコビッチ。楽しみな試合だ。でも、きっと、怖くて見られない。