こちらの記事で前篇をお届けした年末ライブレポ、今日は残りの部分をまとめてご紹介します!!
前篇の最後、『モルシナヨ(知らないのですか)』で感動させてくれたお二人、ステージが暗転して舞台からお二人が去ると、バックスクリーンでビデオが流れ始めました。
パープルの部屋・・・女性が一人で住むようなワンルームのシチュエーション、中には普段着(ちょっと休日のOLさん風?)のヘリ姉が一人。
2015年リリースのアルバム『DAVICHI HUG』の1曲目、『Two Women's Room』イントロのストリングス部分をBGMに、なんだか元気がなく、脱力した様子のヘリ姉が部屋を歩き回り、化粧品などいろいろなものをため息交じりに片づけ始める・・・そんな、ちょっと悲しげなムービーでした。
そのビデオの途中に、暗転したステージにはキーボードが運ばれてきていて・・・
映像が終わると登場したのは、ヘリ姉お一人のみ。ということは・・・
12)Someone Like You (by Adele, 2011) - Coveredy by ヘリ姉
ヘリ姉のソロステージは、弾き語りで洋楽ナンバーを聴かせてくれる、というものでした!(^o^)
念願のヘリ姉弾き語り・・・(ToT) その姿は、本当に本当に美しいものでした!!
パープルベースの、やや暗めの照明。その中で、最初はしっとりと、そしてだんだんと強く聴かせてくれる・・・そんな透明感と力強さが共存したVocalは、歌い手の熱意がものすごく伝わる、本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います!
ホント、世界に通用するVocalだなぁ、と。あ、でも、外国の方、韓国からヘリ姉を連れて行かないでくださいね(^^;)
衣装はトリコロールのリボンがついた美しいブラウス。清楚なヘリ姉に本当に良く似合っていて、素敵だと思いました。実はこの衣装、この1曲だけ。何だかもったいなく・・・(^^;)
このナンバーについてはHOLICさん撮影のFancamがアップされていますので、ご紹介させていただきますね!
続いてはVideoを挟まずに、ミンキーのステージへと移行します!!
13)Hug Me (by Jung Junil, 2011) - Covered by ミンキー
ブルーベースの照明に変わった中登場したミンキーは、楽器を持たずマイクのみ。
そして聴かせてくれたのはこちらは洋楽ではなく韓国の音楽でした!
オーバーサイズのシャツをカッコよく着こなしたミンキーは、得意の訴えかけるようなVocalでオーディエンスの胸にガンガンと迫ってきます!特にこの選曲は音域が見事にミンキーに合う感じで、ミンキーの感情移入のすごさとVocalの張りもあいまって、聴衆が息をつくのも忘れてしまうような・・・本当に魅力的なステージでした!!
こちらもHolicさんのFanCamがアップされていますので、お楽しみください(^^)
ミンキーのステージが終わると、縦2つに分かれたバックスクリーン左右に回転して次の映像に移ります。
そうそう、昨日の記事の最初に「舞台に段差がない」というお話をしましたが、このようにステージのバックスクリーンの片面は巨大LEDスクリーンとして映像をうつすモニターになり、それが真ん中で真っ二つに分かれて回転して、ある時はお二人が登場する扉に、またある時には逆側の面で照明効果として使ったり・・・というスタイルであったため、珍しく高さの差がないステージとなったのでした(^^)
そのLEDスクリーンでは、今度はミンキーが主人公となったVideoが上映されます。
パープルの部屋だったヘリ姉に対し、ミンキーのお部屋はオレンジ。
やはりこの、テーマカラーとなる色調へのこだわりがここでも確認できます!
ミンキーの場面のBGMは『Two Women's Room』本編のインスト、ただ中で演じているミンキーはヘリ姉と似たようなシチュエーションで、やはり元気がない感じ。でも、最後の場面で(思いを寄せる相手に?)思いきって電話をかけるために部屋を出てゆく・・・というシーンで終わります。
ということで、今回の映像作品は、大爆笑を誘った前年と打って変わって、お笑いなしでした(^o^)
ミンキー主演の映像が流れている間にマイクスタンドが運ばれ、衣装を変えて登場してくれたお二人は・・・
14)コブキ(亀)
・・・ちょっとビートの強いアレンジのこのナンバーで後半戦をスタートしてくれました!
バックスクリーンはサークル状の電飾の面に変わり、それが緑色をベースにした明るめの照明を提供します。明らかにしっとりバラードが中心の前半戦とはムードが変わっていることがわかります(^^)
そして、お二人の衣装は・・・トップがブラウス(ヘリ姉はお洒落かつスタンダードな形態のものに黒の長~いリボンがついたもの、ミンキーの方はシースルーで中にキャミというスタイル)、そしてボトムスはお二人そろってややシャイニーな超ミニスカート!
これで前列近辺の男性諸氏の半数以上は気を失ってしまったことと思います(笑)
そんなビジュアルのお二人を前に、ややもするとぼ~っと時間が過ぎてしまいそうなことをこらえて曲に意識を集中してみると・・・
アレンジとしてはとっても軽快で楽しい感じ。そしてライブ中もVocalが絶好調なお二人は、それぞれ独自のフェイクを軽く入れたり、見事のバッチリ決まるハモりを入れてくれたり、と、「さすがダビチ!」と叫びたくなるような実力を見せつけてくれます!
曲の後半ではミンキーが表情と手振りでオーディエンスの歓声をあおり、さらに会場全体としての盛り上がりを高めてゆきます!
15)Sorry I'm Happy
続いてのナンバーは白とオレンジのベースの照明、引き続き明るく始まります!
そしてステージにはダンサーが続々と・・・
聴かせてくれたのは、2015年リリースの『DAVICHI HUG』の2ndタイトル曲であったにもかかららず、残念ながらその年のライブでは聴くことができなかったナンバー(^^;)
その曲を、とってもキュートなダンスとともにかわいく披露してくれました!!
もう、本当にかわいくってかわいくって・・・
ダンスについては私がとやかく文字で説明するより、ご覧いただいた方が早いと思いますので(^^;)、またまたHolicさんのFanCamをお楽しいいただきたいと思います!!
このナンバーまで終わると再びMC。
ダンスをしたことへの照れか(笑)、お二人とも吹き出すところからスタートします(^o^)
(昨日の記事でお知らせしたとおり、MCの内容については追ってまとめてご紹介します ^^)
16)Be Warmed
MCの後の曲は、水色ベースの明るいサークル照明の前で聴かせてくれたこのナンバー。
ご存知の通り前半しっとり、中盤にはラップも登場して盛り上がりもあり、後半は本格的な高音Vocalを楽しめる・・・という贅沢な曲です。
ここでも改めて感じたのが、お二人のVocalの充実ぶり。
初日はおろか2日目も全く疲れを見せず、クオリティも全く落ちることがないお二人が本当にすごいと思いました!
曲間に見せてくれたヘリ姉の色っぽい視線も印象的なパフォーマンスでした!
でも、そのヘリ姉、ラストは「きゅ♪」とキュートに締めて、オーディエンスの笑いを誘っていました(^o^)
17)今日に限って会いたくて
まだまだ聴かせてくれるナンバーが続きます!!
背後のサークル状の照明が白色ベースに変わり、明るく、でも時にはしっとりと聴かせてくれるこの曲は、前年末と同様かなりオリジナルに近いアレンジで楽しませてくれました。
この曲で特に印象的だったのが、ミンキーの声の透き通り方がものすごかったこと。
1コーラス目の最後の部分の声の張りとクリスタルなVocalの輝きが、本当に半端ではなかったです!!やっぱりミンキー、今年もさらにグレードアップしたVocalを次々に聴かせてくれます(^^)
・・・そのミンキーですが、31日はちょっととちった?場面があったようで(^^;)
大事にはなりませんでしたが、ちょっと照れ笑いしている姿を管理人は逃しませんでした!(笑)
この曲全般を通じて笑顔で楽しそうにパフォームするお二人、でもそんな表情を見せながらもオーディエンスの心に響くパフォーマンスを聴かせてくれるところが嬉しかったですね~。
このナンバーが終わると、ステージ中央で背中合わせに立つお二人。
何の曲かな、と思うと・・・
18)Love & War
ちょっとスローテンポで、雨音のような音響効果の中、ピアノベースのイントロが始まると、まずはミンキーがしっとりと歌い始めます。
オーディエンスにとってはサプライズだったので、30日のステージでは思わず歓声が上がってしまいます!その歓声、なんとミンキーが手で制止して(笑)、歌い続けた後は・・・
照明と音響で雷のようなアレンジに!
またその後しっとりとヘリ姉が歌った後、またまた雷!
これは盛り上がるステージが始まる前兆ですね!!
・・・ということで、ここからスタンディング。みんなで楽しく盛り上がるパフォーマンスの始まりとなりました~(^o^)
オーディエンスの歓声をあおるミンキー、そして楽しそうに踊るヘリ姉・・・
そうそう、踊りといえば、このナンバーでもキュートなダンスを見せてくれました!
あと面白かったのが、2コーラス終わったところで、いつものライブステージならば「よ~ろぶんさらんへ~♪」と歌ってくれる部分、その前のところでイントロと同じようにミンキーがしっとりと「トゥボダシン ポ~ギジッシ~マ~ン♪」と歌い始めたところ、ヘリ姉がミンキーの真後ろに回って、ミンキーの体・・・脇腹とか鎖骨あたりとか足とか・・・に手を伸ばします(笑)
これをなんとか払いのけ、集中して歌おうとするのですが、ヘリ姉も負けじと(^o^)
そして「ヨ~ロブン、サランヘ~♪」の部分で、ヘリ姉が茶目っ気たっぷりにハートマークを作って顔を出す・・・こんな構成でした!
[2017/1/3・・・Facebook・DETersウェブサイト掲載の写真を追加しました!]
本当にかわいくって、面白くって、楽しい、できることなら今度ヘリ姉の代わりをやってみたいシーンでした!
19)時間よとまれ
ここまでくると、やっぱりこの曲、という流れですね!
ここ3年のライブでお決まりの、ビートたっぷりのライブアレンジで聴かせてくれたお二人。
ちょっと挑発的なダンスも見せてくれて、かつ絶好調のVocalを聴かせてくれるので、オーディエンスもノリノリにならざるを得ません!
印象的だったのが、2コーラス目が終わった後の「ファ~ネンギ~メ、ヘ~オ~ジ~ジャン♪」の箇所で、舞台正面の一番奥からものすごい勢いでお二人が前進してくるシーン。バックダンサーもそれをあおるような構成で、会場も最大限に盛り上がっていました(^^)
そして、その後のヘルシンアンテナの部分では、自分が歌っているわけではないのにオーディエンスのあちこちからアンテナが立っていて面白かったです(笑)
そのアンテナの後のパートもヘリ姉が絶好調で高音を連発!
どんなにオーディエンスが束になってかかっていってもこのお二人にはかないません(^o^)
そして、ノリノリのお二人はやっぱりかわいいなぁ、わかっていても再確認しちゃいました!
20)8282
いよいよクライマックスはこのナンバーです!!
引き続きオーディエンスの歓声をあおりまくるミンキー。
オーディエンスも体を張って大声で応えていました!!
日本から応援に駆け付けたペンの多くの方はあの「8282帽」をかぶり、ピンクのタオルを振って一緒に盛り立てます!
もう、ここからは何が何だかわからないくらい盛り上がりました(^o^)
当然何度もオーディエンスにマイクが向けられ、そのたびごとに全力で声援を送る皆さん。
負けじとVocalを張るヘリ姉とミンキー。
文字通り会場とステージとがひとつになった瞬間でした(^^)
管理人の聴き間違えかも知れないのですが・・・
1日目の30日、ヘリ姉の最後のshoutが音程がさらに高くなったような?
これは史上初では??
管理人、2日間ともややヘリ姉に近いサイドでライブ観戦したのですが、もう、この曲含めステージでノリノリに踊るヘリ姉がかわいくってかわいくって・・・
連れて帰らなかった自分をほめたいと思います
そしてMC。
「ラストの曲・・・」と言ってからやたら引っ張り、楽しい漫才?を聴かせてもらいました(笑)
いよいよ本編ラストは・・・
21)Hate You But I Love You
ブルーと白のベースの照明、清い印象を与えるビジュアルの中、歌ってくれたのはやはり不朽のこのナンバー。
やはり、こんな素晴らしい名曲をデビュー曲として持つダビチ、本当にすごいと思います!
そして、何度聴いても、文字通り何度聴いても感動できるこのパフォーマンス。
ある意味、世界で一番美しいVocalステージではないかと。
完成度も高いですし、感情表現も素晴らしいですし、そして会場いっぱいの「空気」を創り出すお二人のすべてが・・・
このナンバーが毎回ライブのラストに持ってこられることについては、異論をはさむ人はいないでしょうね。
このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・
そう思ったオーディエンス、管理人だけではなかったと思います。
曲が終わり、舞台が暗転すると、当然のようにアンコールの声が。
ただ、面白い事に、2日め・31日のステージでは、オーディエンスがみんな圧倒されて、素晴らしいパフォーマンスの余韻に支配され、しばしアンコールの発声がない「間」がありました。
そこからどよめきとともに、われを取り戻したように「アンコール」の声が入り乱れた会場がとても印象的でした(^^)
お二人がアンコールに応えてくれることがわかると、スクリーンが再び反転。
(ここでも微妙な「間」がありました ^^;)
映像を映す巨大LEDモニタのサイドに変わると、そこには先ほどの映し出された悲し気なお二人のお部屋の、楽しそうなバージョンが始まりました!
まるで彼氏とのデートが嬉しくってしかたがなく、うきうきとメークをするようなお二人。
その映像の中で、お二人がそれぞれオーディエンスの歓声をあおります!
当然オーディエンスは大声で応えます(^^)
十分な声援が届いたところで、スクリーンから飛び出したお二人がステージへ!
22)受ける愛が、あげる愛に
なるほど、ここで持ってきたか!
最新アルバムのダブルタイトル曲、しっとりしたヒーリングバラードを、このタイミングで聴かせてくれることになりました!
背景の巨大スクリーンでは、サンドアートが。
以前BENちゃんが不朽2で『Dream Of Goose』を歌った時に映し出された、砂で作る影絵ですね。
これがまたとっても美しくて感動的でした・・・
う~ん、文字でうまく伝えられないのが本当に申し訳ないのですが。
そして、パフォーマンスは、こちらも本当に本当に感動的。
ここまで多くのナンバーをしっかりと歌い続けてくれたのに(それも2日間!)、まったくブレも疲れも感じません!
オーディエンスもみんな癒されて、かつ感動して・・・まるで夢の中で聴いているよな思いでこの空気に浸っていたことと思います。
23)さよならと言わないで
いよいよ本当のラストナンバーです!
今回はアンコールでのMCはなく(本編でしゃべりすぎた?(笑))、前の曲から続いてこのナンバーとなります(^^)
こちらも前年末のライブと同様の、ビートが響く明るいライブバージョン。
おかげで湿っぽさは全くなく、明るい表情のお二人がオーディエンスに最後の最後まで素敵な空気を届けてくれます!
本当に楽しそうな、そして名残惜しそうなお二人。
オーディエンスも当然同じ気持ちだったと思います!
最後の最後の部分、全年末ライブではお二人で合わせる前に間を取ったため、オーディエンスの歓声が邪魔してなかなかうまくいきませんでしたが、今回は少し構成を変えました。
「ネゲ~マラ~ジ・・・♪」のところ、ミンキーとヘリ姉が、それぞれ競うように、フェイクなどを加えながら交互にフレーズを口にします。これもオーディエンスは大喜び!
そして、本当の最後で「ネゲ~マラ~ジ・・・・マ~♪」とハモって決めて、エンディングとなりました。
実は、初日の30日、ミンキーは入る場所を間違えてトチってしまいます。
最後の最後で(笑)
まぁ、これも楽しかったライブの最後のお土産、ということで、そのままお二人は楽しそうにオーディエンスにご挨拶をして「さよなら」となりました。
31日はバッチリ、完璧に決まりました!!
この日はその前のフェイクも前日とは比べ物にならないほど豪快にかましてくれて、そちらも最高でした(^o^)
バックスクリーンがオープニングと同じように扉として開くと、その奥の方に去ってゆくお二人。
最後の最後、去る前に、もう一度大きくご挨拶をしてくれたお二人の姿が忘れられません・・・
こうして、2016年最後にして最大の夢のような時間が、また終わりを告げました。
時間にしてたっぷり2時間半、ゲストなしの23曲!
またまたダビチの歴史に残る様な、素晴らしいライブを提供してくれたと思います!!
今回のセットリスト、考えうる最高レベルに近いのでは?というのが、ライブ参戦者の多くの方々の評。管理人も率直にそう思いました。
でも、それでもまだ聴きたい曲もあった・・・それがまた、ダビチのすごさですね(^^)b
いつも通り、体で感じてきたライブを文字で伝えるのは本当に難しいのですが、お読みいただいた方がほんの少しでも・・・空気感だけでも感じ取って頂けたら、レポをアップさせていただいた身として、これ以上に嬉しいことはありません。
また、ライブに参戦された方、ご自身の感想などもコメでシェアしていただけると嬉しいです(^^)
そして、いつの日か、これをお読みのファンの皆さん…今回参戦された方も参戦できなかった方も含め、一緒にDavichiのステージを楽しめる日を心待ちにしています!!