皆さま、本年もどうぞよろしくお願いしますm(__)m
今年も年賀状代わりに皆様にお届けするのは、年末の30・31日両日にソウル・延世大学大講堂で行われたダビチのライブ、「DAVICHI IN TEMPO 50 X HALF」のレポです!
30・31日両日ともセットリストは(曲順も含め)全く同じでしたので、基本的には両日共通の内容としてお読みいただければと思います(^^)
では早速。
上記のバナーがかかった大講堂に入場し、ホール内に入ると、正面のステージのスクリーンに映し出されていたのは、シンプルな「DAVICHI IN TEMPO」のロゴ。前年のWinter Hugと比べると飾りっ気がないように見えたのは、そのシンプルなロゴのせいだけではなかったようです。
なんと、過去のライブで必ずあったステージ上の大きな段差が、今回はなし。
これは歌勝負の意思の現れ?とライブ前は解釈していたのですが、その本当の理由はライブが始まってからわかることになります(^^)
開演直前に客席を見渡すと、こちらの記事でご紹介したDavichi Chord Japanオリジナルの8282キャップをかぶっていらっしゃる方があちこちに。すでにJapanチームのアピールが始まっているようでした!!(^o^)
開演予定時間を10分ほど過ぎると、BGMがフェードアウトし、照明がゆっくりと落とされます。
いよいよライブの始まりです!!
ちなみに今回もコンサートマスターは、前回ライブと同じく、「不朽の名曲2」でピアノを弾いていらっしゃる方。この方にお任せできれば、バンドに関する心配は一切ありません!(^^)b
登場されたとき、今回も心の中で感謝の思いを叫んでしました。
さて、オープニングのイメージビデオの放映が始まります。
「私のとなりのあなただから」のメロディを使ったBGM、そして「50XHALF」のテーマに沿った言葉と映像が次々と映し出されます。
その言葉とは・・・ 「Black / White」「Begin / End」「Open / Close」と続いて行きます。
「対照的なもの」というとらえ方もできると思いますが、管理人の個人的見解では、「どちらかが欠けると成り立たないもの」ということなのではないかと。
次に表示されたのが「You / I」。
そしてその次が・・・「Haeri / Minkyung」!!
ここで気持ちが一気に高まります!
最後には「50 / 50」、「Half / Half」 ・・・ここまで表示されたところで、そのイメージ映像を映し出していたステージ正面の大きな大きな映像のスクリーンが立てに真っ二つに分かれ、扉が開くように主役を迎えます・・・ヘリ姉とミンキーの登場です!!
文字通りお二人の後光が差したような、美しい登場シーンでした(^^)
そして注目のオープニングナンバーは・・・
1)私のとなりのあなただから
おお~、いきなりきました!最新のプロモナンバーです(^o^)
お二人を迎えた照明が、右側がパープル・左側がオレンジ、という、ジャケ写と同じ構成の照明。実直なまでにこのテーマのイメージカラーを踏襲します!!
そんな美しいステージに迎えられたお二人は、形態は異なるものの、共通しているのは白の肩出しロングドレスと美しいロングヘア。もう、本当に、彫刻を見ているような美しさです!!
パフォーマンスの方は最初から声量も素晴らしく、いつも通り正確無比のVocalです!特に2日目はもう完璧に出来上がっている感があるくらいの、完璧なクオリティ。いきなり感動です(ToT)
ライブならでは、の、今回絶賛したいアレンジが、大サビのところのヘリ姉のパートの後に(オリジナルにはない)間をおいて、その美しい高音の余韻をオーディエンスが楽しむようにしてくれたこと!これ、本当に感激でした!!
オープニングにして非の打ち所のないパフォーマンスに、オーディエンスからはうねりのような拍手が贈られていました!
続いては・・・
2)Fall Night
なんと!アルバム『50XHALF』の1曲めの、あの美しいバラードを持ってきてくれました!!
引き続きアルバムのテーマカラーに沿った、左右色の異なる照明の中、メインのパートを歌うお二人交互に美しいスポットライトが当たる、美しいビジュアルを展開してくれています。
そして、その中で歌うお二人、2曲目と思えないほどの感情移入。表情での表現がパーフェクトな・・・ちょっと泣き出しそうになるような表情で歌うお二人が・・・本当に胸を打ちました。
後半のハモる部分がまた本当に美しく・・・特に最後の部分の極上ハーモニー、これで感動しない人はいないと思います!
ホント、夢の中で聴いているような気分にさせられます・・・
3)大丈夫、愛だ
次のナンバーは、温かいアコースティックギターのイントロから始まるこのナンバー。
引き続きテーマカラーの美しいの中でお二人が歌ってくれています。
このナンバーで印象に残ったのが、ミンキーの声の前への出方のすごさ。
年々確実にレベルアップし、普通のアーティストならもうそろそろ成長カーブが緩くなってきてもおかしくないほどの実力に達しているミンキーなのに、今年もまた大きく前進しているように思えたのは管理人だけでしょうか。
もちろんヘリ姉の、特に後半部分の声の伸びはまたまたすばらしいものでした!!
ちなみに管理人の30日の座席はヘリ姉が見るモニタの直線上にあったため、ステージ上のヘリ姉から直接の視線がガンガン飛んできて、そのたびごとにドキドキしていました(笑)
ビジュアルとしては、やはり絵画を見ているような・・・ とにかくお美しいお二人でした。
長さのあるイヤリングが照明に触れて輝いていて、そのお二人の美しさをさらに引き立てているようでした(^^)
4)Cry Again
パフォーマンスは休みなく続きます!
ちょっと照明のトーンが変わり、水中のような?宇宙のような?ダークブルーのベースに。
そこで歌われた2015年始めリリースのプロモーションナンバーは、もうこれ以上ないと思えるほどの非常に高い安定度で聴かせてくれました!!
個人的には、特に2日めの31日、前日にあれほど歌ってまだ20時間程度しかたっていないのによくノドが平気だなぁ、という感想を受けました・・・
声質の綺麗さ、響きの美しさ、そしてビートが高まった場面でも決してドラムスにも負けないような力強さを併せ持つVocal・・・
このナンバーでも、やはり大サビのヘリ姉の高音の後に余韻を楽しめる「間」があって、その後にミンキーの訴えるようなVocalが続き、最後のヘリ姉のパーフェクトなエンディングまで・・・
ここまで畳みかけられたので、管理人、思わず涙してしまいました。たった4曲で泣かされるのはダビチ以外あり得ないと思います・・・
もう、すでに胸がいっぱいでした!
このナンバーに続いて、ピアノに合わせて軽いごあいさつMCを短くしてくれたお二人が続いて歌ってくれたのは・・・
5)You Are My Everything
来ました!(^o^)
アルバム中の1曲であるにもかかわらず大人気のナンバー、やっぱり歌ってくれました(^^)b
バックスクリーンはクラッシックな部屋のようなイメージ、でも証明がオレンジのベースとなり、曲の持つポジティブ感を見事に強調していました!
アレンジはオリジナルと比べてやや静かな、ピアノベースの曲調で進みました。
それに乗ってお二人から出てくる、流れるようなVocal。
このナンバーならではの、お二人の掛け合いの美しさ。
そして、”Here I'm running to you・・・”から一気に大きくなる声量・・・
どの部分をとっても聴きどころたくさんの、やはり最強ナンバーあることを確認させてもらいました(^o^)
そして、エンディングに向けてのアレンジとハモりがまたすごかった!
オリジナルにはない、「everything」を3回お二人で強くハモったり、その後もずっとこのまま続くのだろうかと思わされるほどのスキャットをお二人のコーラスで聴かせてくれたり・・・
もう、文字通り「最高」の一言。
このままライブのエンディングに持って行ってもみんなが納得するような、崇高なレベルの完成度を誇っていました!
[2017/1/3 HOLICさんのミンキーFocusのFancamムービーを追加掲載させていただきます!]
6) I Love You
照明が再びブルーをベースにした落ち着いたものに変わると、流れてきたのは再びピアノのイントロ。これは・・・?
そう、あのMystic Ballad1曲めの美しいスローバラードです!!
まさかこの大好きな曲をライブで聴ける日が来ようとは(ToT)
曲調としては、先ほどと似たピアノ色の強いライブバージョン。
その中で、このナンバーでもお二人のハモりが美しく完璧でした!!
静かな印象のある曲ですが、後半に向けてテンションが上がってゆく力強いお二人のVocalが素晴らしく、その後にエンディング前で聴かせてくれるヘリ姉の美声・・・細く高い声が、本当にまたまた素晴らしかったです!!
ここでもヘリ姉のサビの後に間をおいて余韻を楽しむアレンジが!
この多用、本当に本当に素晴らしかったと思います(^o^)
ここまでぶっ続けで歌ってくれたお二人、ここからがMCとなります。
いつも通り、オーディエンスとの対話を楽しむようなお二人。
でも、今回は「ダビチの半分、イヘリで~す」とか「二人そろってダビチで~す」とか、テーマを意識したトークが展開されていました!
比較的時間の長いMCで、残念ながらお二人の話した内容を理解する語学力がなかった管理人ですが、そんな風に意味わからなくても楽しいのはお二人の美しさ・かわいさ・楽しそうな感じがあったからではないかと(^o^)
そうそう、意味が分かった部分として、英語ジョークも飛んでいました(笑)
(そのMCの部分、当日参戦されたハングル堪能なダビチペンの方が内容をまとめてくださっています!近々ご紹介させていただきますので、こちらもぜひぜひご期待ください(^o^))
一方、特に1日目の30日、ちょっと気になったのが、ミンキーが鼻をすするような音を何度か聞いたこと。やや風邪気味だったのかな?でも、31日にはもう改善しているようでした(^^)
[2017/1/3 HOLICさんのヘリ姉FocusのFancamムービーを追加掲載させていただきます!]
7)PET
MCに続いて歌ってくれたのは、最新アルバムの4曲目に収録されている軽快なテンポのポップソング。それまでのしっとりバラードから一転、明るい感じのステージとなりました(^^)
バックスクリーンのイメージムービーはかわいい動物のイラストが。
その前で、椅子に座って歌ってくれたお二人でしたが、特にこのナンバーでノリノリのミンキーの身のこなしが本当にかわいかったです(^o^)
一方のパフォーマンスは、あの難度の高いハモりがパーフェクトに決まってカッコよかたこと!そして、エンディングがまたキュートな感じで素敵でした(^o^)
[2017/1/3 HOLICさんのFancamムービーを追加掲載させていただきます!]
8)ふた恋
続いてのナンバーは、2015年春リリースのこのナンバー。
軽快なJazz風のアレンジ、バックスクリーンもそんな様子をムードたっぷりに表していました。
このナンバーといえば、マッドクラウンさんの担当するラップ。
単独ライブではラップはすべてミンキーとヘリ姉によって担当されますが、今回も良かったですね~(^o^)
特にラップはミンキーは本格ラッパー顔負けの、グルーヴの効いたセンスあるステージング。
この方、どこかでラップでフィーチャリングされてもおかしくないレベルではないかと!
ヘリ姉はどちらかというときっちり教科書的にラップをこなしている感じ?もちろんこちらもとってもハイクオリティでした!
そしてこの前のナンバーから続いて、ミンキーの身のこなしが本当にかわいかったです(^o^)
9)手紙
ブラウンベースのシックでクラッシックなスクリーン、照明はテーマカラーのパープルとオレンジで、切手をモチーフにした映像が映し出された中で歌い始めてくれたのは、2013年末リリースのこの美しいバラード!
管理人が初めて生のDavichiを聴くことができた、思い出深い特別なナンバーです(^^)
オリジナルアレンジとは異なるピアノ中心のバージョン。
You Are My Everythingのような感じ、というとお分かりいただけるでしょうか(^o^)
とても優雅で素敵なアレンジでした!!
ヘリ姉の高く透き通る美声が、しかも正確に響いていました。
あ~、やっぱり泣けますね、このナンバー…
この後、大きなスクリーンの上では詩?エッセイ?が映し出され、ヘリ姉とミンキーのプレレコーディングのナレーションで紹介されます。ここでもヘリ姉のパートはパープルのスクリーンで、ミンキーはオレンジで・・・ お二人とスタッフの皆さんの、今回のテーマへのこだわりが感じられます。
その次に歌われた曲は・・・このタイミングで贅沢にも、このナンバーでした!!
10)この愛
いうまでもない、今年のKpopのOSTナンバーとして最大のヒットとなり、音源チャートでも年間3位を記録したメガヒットチューン。名曲と、素晴らしい詩と、ドラマの人気と、そしてお二人のパフォーマンスで国民的な愛を受けた、2016年の代表曲でした!
引き続きクラッシック調のバックスクリーンの前でしっとりと歌ってくれたお二人。
このナンバーはほぼオリジナルに忠実なアレンジで最後まで通してくれました。
先日のKBSの年末特番と同じく、やはり、このナンバーにはオリジナル以外のアレンジは不要かも。あのアレンジで、このお二人のパフォーマンスで、が、一つの完成品となっています。
今回も本当にパーフェクト。文字通り非の打ち所のないパフォーマンスでした。
生歌の本当の美しさを、またまたまた、改めて思い知らされたような思いがします。
音楽番組のステージでは、なぜかヘリ姉の最高音の部分でプレレコーディングのコーラスがオーバーラップしてかかりますよね?あれ、あきらかに不要です。ヘリ姉に失礼ではないかと!
その点、ライブはそういうものが一切ないので、本来のヘリ姉・ミンキーのVocalの美しさ・生の力強さがビシビシ来るのです(^^)b
痛いほど心が伝わる、いとおしいお二人のVocal。
念願かない、初めて生で聴くことができた機会でしたが、本当に夢の様でした・・・
そんな名曲の余韻に浸っているところに、さらにさらに大きなプレゼントをお二人からもらうことに・・・
11)モルシナヨ
黄色で砂嵐のようなイメージ?のスクリーン、ステージ上に風が起きるセッティングで始まったのは、管理人がぜひぜひすべてのダビチペンの皆さんに生で聴いてほしいこのナンバー!
時計のイメージの映像の前でしっとりと歌い始めて、だんだんとテンションが上がってきて、最後は感動の渦に巻き込んでくれる、ライブの醍醐味ともいえるこのナンバーのステージ。
このナンバーの解説の時にいつも言っていますが、ヘリ姉のパートで彼女の声が全身に鋭く突き刺さる様な感覚を覚えます。耳だけではなくて、文字通り全身に。これ、ほかのアーティストでは感じたことがありません・・・」
あと、ミンキーの、いわば「泣きのVocal」とも言いたくなるような、ちょっと何かを引きずる様な発生。これもこの曲の素晴らしさを引き立て、心に響かせるのに重要な役割を担ってくれています!
とにかく感動的です!今回もこのナンバーを外さずにセトリに入れてくれたお二人に感謝、です(^o^)
ちなみにこのナンバー、1日目の30日は終わる前、最後のミンキーのパートの前にに拍手が出てしまっていました(^^;)
一方、2日目の31日は全部しっかり終わってから、大きな拍手が送られていました(^^)b
ラストの場面などでも感じましたが、全般的に31日がオーディエンスマナーが良かったかも、です・・・
・・・という形でレポの前半編をお届けしました!!
後半戦も同じくらいの曲数がありますので、頑張って明日午後アップあたりを目指してレポ完成させます!どうぞお楽しみに(^^)