「ダビチ新曲」前所属事務所・CCM暴走、の続報 | Davichi Watcher 2

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2018年1月に
デビュー10周年を迎えた、
韓国最高の女性デュオ・
ダビチ。
心に響くバラードを
届けてくれるお二人を、
力強く応援し続ける
ブログです!!(^^)

昨日ご紹介させていただいた、現在Davichiが所属する事務所・CJ E&Mの反対を押し切って未完成の音源をリリースしようとしている、前所属事務所の旧コアコンテンツメディア(現MBKエンターテインメント)の暴走、に関する続報です。

MBK側も反論に出ている模様、一方でファンはこの動きに猛反対して署名活動まで始まっている…というのが、管理人の把握している最新の情報です。

このあたりをすべてまとめてくださっている韓国日報さんの記事(オリジナルリンクはこちら)をGoogle+Excite翻訳でご紹介します。

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ダビチ音源葛藤の「ジレンマ」
シムジェゴル記者 修正:2015.11.03 15:32登録:2015.11.03 15:32
 

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ダビチをめぐる音源葛藤が歌謡界の「ジレンマ」を表している。

歌手の専属契約が終了した企画会社が新曲を出すと発表し、現所属事務所との神経戦を繰り広げる図である。ダビチの場合は、前所属事務所コアコンテンツメディア(現MBKエンターテイメント)と現所属事務所CJ E&Mとの葛藤である。

表面上の発端は、MBKの新人ガールグループDIAが去る1日配信したネイバーのVアプリ放送である。ダビチが契約の解除前に録音した「Moments」のミュージックビデオ撮影現場という内容で構成されていた。

翌日CJ E&Mはすぐに反応を見せた。「既にずいぶん前にアーティストと前所属事務所間の契約​​上の義務は完了した。せっかく新曲と公演を2年ぶりに準備中なのに大きな当惑と遺憾を覚える。MBKに当件音源のリリース撤回を要請する」という骨子であった。

3日ダビチファンも音源発売を反対する署名運動まで繰り広げ過熱を帯びた。1年がすでに過ぎ去っており、過去に録音されたことをなぜ今更出すのかと残念さを表わした。

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世論の冷たい視線は前所属事務所に向かったが、MBKもはっきり名分が存在した。

ダビチの専属契約解約確認書には、「専属契約以後、現在までのすべての有形無形の著作物、商標、およびデザインなどの所有は、甲(コア、MBK)にある」と明示された。ダビチは昨年2月のコアコンテンツメディアと専属契約を解約し、同年7月CJ E&Mと新しい契約を結んだ。

MBKの関係者は、「ダビチが最初に要求して作成された確認書であり、双方の署名が入った。「Moments」の録音は所属当時完成された」とし「1~2ヶ月前からCJ E&M側と話をしながら、法的な問題がないと合意されたことなのに今更言っている内容が変わった」と吐露した。

完成度が落ちるが録音曲論議については、「長い間音楽に携わったスタッフが、多くの会社でどのように録音音源を発表するか」と「話にならない。ドラマを撮影してやめたものを放送するのと同じだ。発売される音源を聞いてみると分かるだろうが、完全である。何回もミキシング作業まで経験した」と主張した。

それとともに「計画されたアルバムのスケジュール一日二日前に、私たちが秒を打つつもりなら、あまりにもひどかったと言える。そのようなこともないじゃないか」とし「歌がもったいないという周囲の声が大きかった。「Moments」を他の歌手が代わりに歌った場合は、このようなノイズがなかったのだ。ただダビチがよく生かした原曲の雰囲気を損なうことなく、完全にファンに聞かせてあげたかっただけだ」と訴えた。

MBK側予定通り4日ダビチの音源を発売する考えである。法的検討を終えたCJ E&Mも妙案はなくより高いレベルの対応はしない見込みである。ただし、「今は、私たちの歌手なのに...」、「私たちと一緒にいるときに作った歌なのに...」という立場の違い・感情対立だけが残るのみだ。

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・・・でした。

ちなみに、ファン署名のWebsiteのURLはこちら。目標の1,000名を軽く上回っています!
http://bbs3.agora.media.daum.net/gaia/do/petition/read?bbsId=P001&articleId=177276
そりゃ、怒りますよね!私だって署名したい気分です。

そして、MBKの反論。

なるほど、法的な正当性は主張できる、という立場ですね。
この記事のほかに、こちらのNewsEnさんの記事では「MBK 側によると、この曲は、すでに8月に公開されたウェブドラマ「甘い誘惑」に挿入された曲」という立場を表しています。
そしてこちらのKoreaDailyさんの記事では、「MBKとダビチが専属契約を終える当時の2014年2月28日作成された「専属契約解約確認書」には、「MBKはダビチの専属契約に関する体系的な管理とサポートを中止し、専属契約以降のすべての有形無形の著作物、商標、およびデザインなどの所有はMBKにある」との内容が含まれている。つまり、ダビチがMBKに携わったときに作成された著作物の所有は、MBK所有なので、MBK側は今回の音源の発表は、問題がないという立場である。今回の音源は、ダビチがMBKにあるとき作ったからである。MBK 側は「我々は、商標権に関係なく、ダビチの名前まで書いたので、ダビチ側が今回問題視するのは、はなはだ遺憾」とし、「業務妨害であることもある」とと主張した。」とのことです。

契約の詳細について突っ込むことは避けたいと思います。実際契約本文を見ているわけでもないので、事実関係やニュアンスなどはわかりません。

ただ、今回はっきりとわかった(再確認された)ことがあります(ここからは管理人の私見です)。

それは、MBKによるアーティストの扱い方が、あまりにもひどいこと。

音楽はArtであり、アーティストはひとつのブランドとも言えます。
ブランドである限り、そこから発信される世界観は、受け手、特にファンにとっては、感性面からより完璧に近いものであるべきです。言い換えると、雑音や曇りはできるだけ排除しなければならない。

そうしてアーティストイメージを大事に大事に育て、その上にその世界観を表現する方法として、例えば歌があるべきです。

そうすべきところを、真逆の、法的正当性だけを振り回して強硬手段をとろうとしているMBKのやり方は全く理解ができません。

MBKはこれまでも、実力以外の部分でT-araの人気を落としてしまうことも経験しているはずです。そこから学習してもいいはず。なのに、今回また、現所属事務所やアーティスト本人が困惑していることを表沙汰にしなければならないようなことを起こしてしまっています。

これで傷つくのはダビチだけではありません。
DIAのイメージダウンにも確実につながってしまうのではないでしょうか。
それを恐れているのであれば、こんな強硬策には出ないはず。

個人的にも過去のDavichi関連のMVに何度か出演してくれたスンヒちゃんが所属するDIAは、陰ながら応援していました。今度こそは成功してほしいと・・・

でも、こんなことを平気でやる事務所にいる限り、無理でしょうね。とても残念ですが。

Davichiもここを去って本当に良かったと思います。

願わくば、もう二度とダビチにかかわらないでほしい・・・
今回の件で受けるお二人の精神的なダメージが最小となることを心から祈っています。


・・・と、今回はかなり熱くなってしまいましたが(^^;)、ボヤキはここまでにして・・・
先日のCJのステートメントにあった、「年末に久しぶりの新曲」を楽しみに待ちたいと思います!(^^)