これに対し、今日また現所属事務所のCJ E&Mからステートメントが出ていますので、Google翻訳でご紹介しますね。
====================================
こんにちは。ダビチ所属事務所CJ E&M音楽事業部門です。
本日正午発売されたダビチ名前の新曲「瞬間(Moments)」と関連した当社の立場をご案内いたします。
ダビチの名義の新曲は、MBKエンターテイメントではなく「Aプロダクション」を介しての発売がされており、曲名も「Moments」から「この瞬間」に変更されてアルバムが発売されました。企画会社と曲名は変更されましたがMBKエンターがダビチの新曲発売を強行したことに変わりはありません。
当社とダビチはMBKエンター側の「この瞬間(Moments)」の音源発売強行に対して遺憾を表明します。
新曲「この瞬間(Moments)」は、ダビチが、前事務所に所属した当時OST用に録音した音源です。本日発売まで当社とアーティストとのいかなる事前の合意もなく、当社は、MBKエンター側に継続的に音源発売を控えるよう要請しました。
MBKエンター側で「法的に問題がない音源」と主張していますが、音源のクオリティが保証されていない状況で、アーティストの同意なしに前所属事務所が新規音源をリリースすることは、法とは関係がない歌謡界の「道義」の問題です。
ダビチの新規音源が前所属事務所から発表されていること自体にも大衆とファンに混乱を与えることが懸念されます。また、当社が計画したダビチのアルバム活動、コンサートなど今後の音楽活動に侵害を受けることになりました。
これは、既存の音楽業界の従事者の間で築いてきた、相互習慣に定立された信頼を亀裂させる行為と判断されます。
CJ E&M音楽事業部門は、所属アーティストの権益保護のために最善を尽くします。この場を借りて、ダビチを応援してくださっファンのみなさんにもう一度感謝の意を表します。
====================================
・・・でした。
もちろん「合意した/していない」「完成度が足りない/充分である」という、なかなか客観的には判断しにくい事象はありますが、それでも私にとってはCJさんの主張の方が妥当なように思います。理由は昨日の記事でお伝えしたとおり・・・それをCJさんの言葉で言うと、「法の問題じゃなくて道義の問題」、という点で。
また、今回、なぜかMBKは会社名や曲名を変えてリリースする、という、かなり姑息な手段で対応してきましたが、これもこちらのDailianさんの記事(のGoogle翻訳)によると「MBK側のペテンというのが歌謡界関係者の指摘である。」とのこと(ちなみにこのDailianさんの記事、MBKというよりキムグァンス氏を攻撃する記事をアップしており、ますます好感が持てます 笑)
そして、結果として音楽市場で何が起こっているか。
コアなファンはこのナンバーの不買運動を展開し(こちらのjoinsさんの記事より)、また「ダビチ本人もこの音源のリリースを望んでいなかった(こちらのjtbcjoinsさんの記事より)」結果として、かの「音源女王」の新曲が、iChartのリアルタイムランキングでなんと25位(管理人がこの記事を書いている22:30現在)に低迷しています。9大音源ポータル中、なぜかollehで1位・Genieで2位、と絶好調なのですが(^^;)、最大手のMelonで30位、Bugsで26位、その他は圏外・・・という状況です。
法的に問題ない、としてリリースを強行したグァンス氏は、この状況を予想していたのでしょうか?
最後に、当ブログ管理人として、この曲を聴くか聴かないか、買うか買わないか、についての立場を。
やっぱりダビチの新曲だったら聴きたい。これがファンにとっては偽らざる本音でしょう。
CJさんは完成度の問題を指摘していますが、それでもダビチだったら素敵じゃないだろうか・・・正直そう思っているファンも多いのではないでしょうか。
なので、このナンバーを聴いたファンの方を責めたり咎めたりするつもりは全くありません。
ただ・・・私自身がどうするか。
その判断基準は、「ダビチのお二人がどう思うだろうか」に尽きます。
これ、もちろん想像の世界ではありますが、やっぱりお二人が積極的にこのナンバーをファンの皆さんに聴いてほしいと思っているとはとても考えられません。
ですので・・・私はやっぱりこの曲は聴かないことにしたいと思います。