川崎市が被災地のがれき受け入れ?市議会議員の意見 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

川崎市市議会議員いのまた美恵さんのHPから
http://mie-inomata.org/03column/indexf.html



川崎市が被災地のがれき受け入れ?

国では原発安全神話が前提のため原発事故によって汚染されたがれきの扱いに関する法律はありません。これから基準など検討するそうです。現在がれきは岩手県に600万トン、宮城県に1600万トン、福島県に290万トンあります。
先日、国は県を通して各自治体にがれきの受け入れを打診しました。川崎市は生ごみ・可燃ごみ一回につき70トン年間最大15000トン。粗大ごみ一回につ き20トン年間最大4000トン受け入れ可能と返事しています。阿部市長は法律も基準も整っていない段階で被災地のがれき受け入れを表明したことが市民の 不安と混乱を招く結果となっています。
今危機管理として必要なのは、「市民のエゴ」といった感情発言ではなく市民に理解されるよう「川崎市は放射能で汚染されたがれきは受け入れない」「現地で測定した測定値を公表する」といった明確な姿勢を発信することです。
私は全国自治体が出資して現地にバイオマス発電施設を建設し域内処理できれば現地の雇用も生み出せると市に申し入れました。がれきの処理は被災地の復興にとって緊急課題です。どうすれば有効なのか一度みんなで話し合いたいと思っています。