一体イワシはどこに行ったのか。 | ハンマーヘッドのひとり言

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イワシの加工所だった


ということに起因してるのか
最近どうにも
気になることがある。


一体




イワシはどこに行ったのか


だ。



ざっくりした印象で申し訳ないが

昭和中期から後半の焼き魚と言えば





めざし


が主流であった。


厳密にはハンマーは

実家の食卓がめざし時代だったことはなく

完全に移り変わったあとで

焼き魚と言えばアジかサンマ。


たまに魚屋さんで半調理された

鯛の粕漬けが

主なローテーションの柱だった。



あ、鮭は別ね。

あいつは圧倒的なおにぎり需要から

洋食対応まで

出口のバリエーションがハンパないからw




この話をしたら

ちょっと若い世代はめざしは

そういう名前の魚だと思っていた。


それぐらい

時代とともに

イワシは一般的ではなくなっているのだ。



じゃあ


めざさない分はどこに回ったのか。




昭和後期以降

現在までの社会を見れば




コンビニおでんの目覚ましい台頭や




クックパッドで

いろいろ手作り出来る情報化になった。



とはいえ


かつての日本全体の主食だったイワシが



まるまるつみれに

すり変わったわけでもあるまい。




物流の発展により

日本のどこでも食べ物が運ばれるとしても

シラスや生シラスの大きさ時点で

過去のめざし分

すべてをカバーしてるわけでもないだろう。




そうなるといよいよ


あの頃たくさん食べられていたイワシは

どこに消えたのか


なのだ。



見渡せば

技術の発達とともに

飲食店で出される魚の種類は激増細分化。

調理法の技術向上も相まって

幼少期にはまったく触れることが

出来なかった美味しさでもてなしてくれて

スーパーではアジ、サンマの領域にすら

いまやサバが幅を利かせて居座っている。


もう完全にイワシはいない。



とはいえ

地球上から

海洋中からイワシが絶滅に向かってる

という話も聞かない。



なんせイワシは

さかなへんに弱い、と書く

鰯、だ。



食物連鎖でいうと

その名の通り

争いにめっぽう弱く




群れをなして大きな魚に見せて

襲われるのを凌ぐ


という

涙ぐましい努力と防御策で

今日も24時間

自らを守り抜いて生きているはずで

逆にいうと

その個体数は目視出来る生物としては

地球上でもかなり上位なはず。



反面、

みんなのアイドル・イルカにとっては

大好物の、そしてスタンダードな餌であり

1日に10キロ前後から自身の体重の1/3

捕食するイルカは

おそらくかつての日本人をも

比較にならないほど

イワシを消費してることを考えると。




別に日本人が主食にしようが

やめようが

そう生態には大して影響がないのかな


とも思ってしまう。




で。


ここまで書いといてなんだけど。





オレ、別に

特別イワシが好きってわけでもないので

ぶっちゃけどうでもいいんだけどね🥺