新型コロナウィルスは非常にやっかいだ! | 真の国益を実現するブログ

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あらゆる面から安倍内閣の政策を厳しく評価し、独自の見解を述べていきます。

筆者は新型コロナウィルスに関しては、当初、
①慢性疾患持ちの高齢者等以外は重症化しない。
②高温多湿で、梅雨以降には感染拡大も収まるはず。
③ワクチンや特効薬が、近いうちに開発される。 
などから、それほど恐れる必要はないと高を括っていました。

よって、そのような考えから当然に導き出されるのですが、過剰な自粛はもってのほかであり、感染によるリスクよりも経済への負の影響を心配するべきとの意見でした。

しかしながら、このウィルスは思いのほかやっかいですね。インフルエンザと同等という考えなぞ、もってのほかです。

①の慢性疾患持ちの高齢者等以外は重症化しないことに関しては、データからほぼ間違いないと考えますが、②、③については怪しくなってきましたね。
②については、我が国での東京都での感染拡大や米国等の状況から、該当しない蓋然性が高い。
③については、ワクチンが開発されたとしても、次のような報道もあり、ワクチンの効果が短期間しか持続しない可能性が出てきました。
『新型コロナ回復患者の抗体水準、2─3カ月で急低下 集団免疫の獲得は無意味か?』

そして、筆者が非常に恐ろいしと感じた報道が次の二つです。
『新型コロナ 退院後も7%に“生活に支障” 呼吸機能低下など』
『新型ウイルス重症者、肺に損傷残る恐れ 英医師ら警告』
(抜粋)
3月に発表された中国のある研究は、患者70人のうち66人に、退院後もある程度の肺の損傷がみられるとしていた。

米国では1日当たりの新規感染者数が4万人を超え、これまでで最多となったそうです。我が国においても、東京都内の1日当たりの感染者数は9日連続で20人以上、6月24日には、5月25日の緊急事態宣言解除後で最多の55人の感染が確認されています。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/

米国しかり東京都しかり、加えて大阪もそうなんですが、規制や自粛解除の判断に関しては、経済優先モードに転換し、明らかに、感染拡大阻止よりも、トップの邪な政治的意図が反映されていると考えざるを得ません。非常に危険な状態に入った思います。

わが国においては、現状、欧米に比して、新型コロナウィルスの被害は非常に小さいのですが、今後については楽観できませんね。保健所や医療機関の整備、医療従事者の確保も、それほど進んでいません。

最後に佐藤健志さんのツイートを紹介しておきます。
<最初の対応が上手く行ったがゆえに、最終的には大変なことになる。太平洋戦争と同じなのが何とも。>



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