新年早々に書きたくはないが。。。 | 真の国益を実現するブログ

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あらゆる面から安倍内閣の政策を厳しく評価し、独自の見解を述べていきます。

本年初めてのブログとなります。今年もよろしくお願いいたします。

新年早々何ですが、二人の政治家の非難から始めたいと思います。

まずは、大阪市長の吉村洋文です。
大阪維新のレゾンデートルであるいわゆる「大阪都構想」の実現につなげる狙いで、昨年12月24日に、任期満了に伴う大阪府知事選と大阪市長選を前倒しして、来年4月の統一地方選でダブル選に打って出る可能性に言及したそうです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122400647&g=pol

大阪市を廃止して特別区を設置するという、何のメリットもないいわゆる「大阪都構想」の実現を目指すこと自体、論外と言っていいほど酷い話なのですが、吉村洋文は市会議員から始まって任期を一回も満了したことがないという無責任極まりない政治家です。

2011年に大阪市会議員選挙に出馬し当選。2014年には、衆議院議員を目指すため、市会議員を辞職し、維新の党公認で大阪4区から出馬。選挙区では負けるも、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し当選。2015年には、大阪市長選挙に出馬するため、10月1日に衆議院議員を辞任しています。
そして、今回の任期満了前の市長選挙前倒し宣言です。維新の党のための党利党略でしか動いていないのでしょうね。


ただ、今回の知事選と市長選挙の前倒し、来年4月の統一地方選でのダブル選挙の可能性は低くなりました。
毎度のことですが、大阪維新の松井一郎大阪府知事や元維新の橋下徹と親しく、公明党の支持母体の創価学会に強いパイプを持つとされる、自民党の菅義偉官房長官が一連の都構想をめぐる維新・公明のバトルの仲裁に入っているようですね。
『菅義偉官房長官、都構想めぐる維新・公明のバトル「心配していない」』

大阪の自民党は、大阪市を破壊するいわゆる「大阪都構想」に徹頭徹尾反対してきました。先に上げた一連の都構想をめぐる維新・公明のバトルの仲裁とは、具体的には、大阪都構想の住民投票を早期に実現するため、公明党を懐柔させることであり、菅義偉は同じ党である大阪の自民党を背後から撃っているのです。
「心配していない」という言葉に、彼の本心が表れていますね。


結局、いわゆる「大阪都構想」の住民投票は、本年9月の可能性が高まってきました。
https://www.asahi.com/articles/ASLDW547CLDWPTIL019.html?fbclid=IwAR1h0GL_-i8phHBQo3eklMGF8uNuhY2y_VC-GdVl5TOy-XiD3iqnrcjHmNc

2015年5月時前回の住民投票では反対票が賛成票を上回りましたが、僅差でした。今度の住民投票ではおそらく賛成票が上回るでしょう。菅義偉が大阪市破壊の最大の戦犯となりそうですね。


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