エープリール・フールにちなんで  嘘つき大会が行われ、優勝した大噓つきのついた、嘘とは? | 日々の妄言、ざれ言、たわ言、世迷言

日々の妄言、ざれ言、たわ言、世迷言

思いつくことを適当に書き込んで行きます。まことしやかに書かれておりますが、何の根拠もありません。適当に読み流してください。

エープリル・フールであります。

 

 

今回は、「嘘(うそ)」にまつわる話についてです。

 

 

まず、思い出すのが1990年の4月1日に新聞広告に載った東京は豊島園遊園地ものです。

 

 

 

 

 

 

普通はねえ。むしろ、多少のはったり、というか、大ボラこきますけどねえ。

 

 

それに対し、この自虐(?)ぶりは、むしろインパクトがありました。一応、一番下に「今日は4月1日です」と、ご丁寧に書いてありますが、一見すれば「なんじゃ、こりゃ!?」でしょう。

 

むしろ、「そんなにひどい遊園地というなら、いっそのこと、実際に行って確かめてみるか」なんて人だって出てくるかもしれないです。

 

 

大日本除虫菊、つまりキンチョールの会社も、このような自虐的なCM(※ 電通が制作)が多く、むしろ、強烈なイメージアップになっているように思います。

 

とどのつまり、人々(顧客・消費者)に関心を持ってもらえばいいわけで、これはこれで成功でしょう。

 

 

 

 

 

 

(お前のブログもつまらん!)

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

さて、嘘と言って、あっしが、まず思い浮かべたのが、ナチス・ドイツ政権下にあって宣伝(プロパガンダ)を担当したヨーゼフ・ゲッペルスの、

 

 

嘘も100回言えば真実になる

 

 

 

という言葉でしょう。

 

 

先日、ロシアのモスクワ近郊でIS国によるものとされる(※ 犯行声明を出してます)テロ事件において、プーチンさんは「ウクライナが関与している」なんて、どう考えてもおかしなことを言ってましたが、「証拠がある」なんてこともまであげつらって、なんとかこれを真実にしようと躍起になっているように思います。

 

 

確かに、人間というものは、例えば大衆心理について言えば、自分達に都合のいいような嘘は本当のことだと思いたがる傾向があるとされますからねえ。

 

 

 

 

大本営発表

 

 

戦時中の、大本営発表なんかでは「撤退」、「退却」とは言わず「転進」なんて言い換えていたとか。

 

ゆえに、多くの日本人は、我が帝国陸海軍は、破竹の勢いで勝ち続けていると思わされていた?

 

 

 

ヒトラーなんぞは「大衆は小さな嘘より、大きな嘘にだまされやすい」と言っていたのだとか。

 

 

 

これを実践しているのが、選挙の時の立候補者の街頭演説ではないか、と。聞いていますと、大言壮語ならまだしも、どー考えたって大ボラとしか言えないものが少なくありませんからねえ。「消費税、完全撤廃」とか。

 

減税ならともかく、完全撤廃なんてねえ。「やれるもんなら、やってみろ」ですよ。

 

 

まあ、政権が取れる当てもないからこそ、こんな無責任(?)なことが言えるんでしょう。

 

 

 

大きな嘘といえば、フランスのエッフェル塔や、アメリカの自由の女神像、イギリスの国会議事堂を買いませんか、なんて大嘘、いっそ、これは「詐欺」があったとか。

 

 

エッフェル塔の場合、「老朽化し、その維持費が巨額になり、いっそ解体することになった」なんて、まことしやかなことが言われたそうです。

 

 

また、大きな嘘といえるかどうか、仏教が説く極楽キリスト教などが説く天国なんてものもねえ・・・。

 

まあ、「信じる者は救われる」なんて言いますが、死ぬ時までそう信じていれば、それはそれで幸せではないかと思いますが。

 

 

 

実際に死んで「話が違うじゃねーか」なんてことはないのか。

 

ちなみに、嘘(妄語)こいて、閻魔様に舌を抜かれるというのは、八大地獄の一つである大叫喚地獄であるとされます。

 

 

オオカミが来た」なんて嘘を来いてた羊飼いの少年、そしてピノキオが日本にいたら、この地獄に落とされるはずです。

 

 

 

なお、病的に嘘を言う方もおります。

 

 

 

 

 

精神医学的には、「虚言癖」といいまして、統合失調症やパーソナリティ障害の患者に見られるとされます。

 

 

よっぽどひどい方ならともかく、そこまでいかないまでも、こういう方の中には性質(たち)のよくない噓を平気で付いて、まったく罪悪感などかんじていないとされますから始末に悪いです。

 

 

 

ちなみに、以前、籍を置いていた会社に、適当なこと(噓)を平気で言う奴がいまして、こいつが「本社のお偉いさんが、お忍びでやって来る」なんて嘘をこいたんですが、その嘘が、いつしか一人歩きしてゆき、ついには、きわめて信憑性の高いものになってしまい、この嘘こき野郎は、「瓢箪から駒」ではないですが、冗談半分で言っていたことが真実になってしまったかと思い込み、本人からして、パニックになっていたことがありました。

 

 

大バカ野郎です。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーー

 

 

今日のことです。固定電話が鳴るも、かけてきた相手のTEL番号が表示されず(非通知)、おかしいなと思いつつ、受話器を取ると、録音音声で「NTTファイナンス」と名乗り、「お手持ちの携帯電話が使えなくなる。詳しくは1番を押せ」とメッセージが。

 

 

固定電話ならともかく、なんで携帯電話が使えなくなるのか。NTTの電話料金を踏み倒していたっけ?

 

 

なーんて思いもよぎりましたが、どことなく怪しげであったので切りました。

 

ネットで調べてみますに、新手の詐欺電話であったようです。

 

 

こういう詐欺は、手を変え品を変え、いっそ進化(?)して、いかに相手を騙そうかとやっているんでしょうねえ。

 

 

 

 

さて、ブログのタイトルに書きました、嘘つき大会で優勝したという大嘘です。

 

 

 

今年の嘘つき大会は中止になりましたので、ご了承ください

 

 

 

であった、とか。

 

 

これ、実際にヨーロッパのどこかの村であった話です。

 

村人はことごとく騙されてしまったされます。

 

 

悪質な詐欺師に対しても、このぐらいの嘘で撃退したいと思います。