目覚まし時計なしで
自然に目覚めるっていうのは
当たり前だけど、気持ち良いぜ。
珈琲を飲みながら新聞に
目を通したら、相も変わらず
人を心配させるような記事
ばかり掲載してるぜ。
世の中が、そうなんだから
仕方ないのかな・・・？
何もする事も無いからボ～っと
考えてたんだけど
今時、絵を描いたり、彫刻をしたり
なんていうのを、志す人が居るんだろうか？
デザインとか漫画やアニメっていうのなら
理解できるけど
やっぱり少数派だろうな・・・。
画廊で、若い人が展覧会をしてるのを、
よく見るから、居ないことは、無いんだ。
楽しいことには、間違いないんだろう。
そうでないと、しないもんね。
俺は？って聞かれたら
楽しいとは、思わないぜ。
あれ？ここん所が不思議だな・・・
１８～２２歳ぐらいの学生時代は
楽しくて、夢中になれたけどね。
変に目だけが肥えてきて
自分の作るモノが、下手クソに
見えて仕方ない。
自分の考えてる事がありきたりに
思えて仕方ないぜ。
そうなると楽しくはないだろ？
結論から言うと、「これは、良い！」
という勘違いというか、思い込みていうか、
そういうのが無いと、楽しくないぜ。
若い頃は、周りが見えてないから
その思い込みや、勘違いで
夢中になれたんだろうな。
ガキが絵や工作するのと
変わらないぜ。
この歳に、なってガキと同じ様に
勘違いして思い込めと、言われても
困るぜ。
その辺だけは、随分と大人に
なったもんだぜ。
ガキの思い込みや、勘違いは
見てても、楽しいモノがあるけれど
大人の、思い込みや勘違いは
見てたら「辛い」というより「痛い」ぜ。
俺も多分、「痛い」って思われてるんだろうな・・・
これは、自分でも分かるぜ。
ブツブツ言ってないで
大人の鑑賞にも耐えられるような
思い込みや、勘違いを、シラ～と
作らないとね。
キャンキャン
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