2527夜話「どこでも踊るぜ」 | だてっち日記

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            2011年作 「顔のない女」-21






先日、俺の庭の長居公園の中にある

陸上競技場で、チャリティーの

サッカーの試合があったのよね。


全日本vsJリーグ選抜のカードだから

昼から人が、わんさか来てたぜ。


甲子園じゃ、春の選抜高校野球が

熱戦を繰り広げている。


こんな時期に・・・・

なんて言う人もいるかもしれないけれど


こういうのが全て無くなる方が

不気味で恐ろしい気がするぜ。


太平洋戦争中は4年間

野球や、その他のスポーツが

中断されていたんだもんね。


そりゃ、選手は兵隊に行くし

施設は軍需工場や農園に

なるし、用具自体も入手困難だったろう。


スポーツができるっていうのは

まだ、国力がある証拠だと思うのね

だから、必ず被災地は復興すると

単純な俺は信じてるもんね。


現実にプロ野球じゃ大量の電力を

使用する東京ドームは使えないけれど

その他は何とか開催される。


あと、どれぐらい掛かるかしれないが

東京ドームでナイターが

再開された時が、復興の証しかもしれない。


1995年1月に阪神大震災があって

その年の12月には神戸ルミナリエが

開かれ、復興のシンボルとして

人々に勇気を与えたのと、だぶってしまう。


アートだって同じようなもので

戦時中は軍部に協力しない人には

絵の具や紙が配給されないから

描けないし


以前観た、抽象彫刻の

故 堀内正和の回顧展じゃ

戦後しばらくの彫刻作品なんて


石膏か、セメントが材料の作品

しか無かったもんね。

(俺は涙が出たぜ)

あのブロンズの輝きの作品は晩年だぜ。



大抵の作家は、制作を中断してたぜ。


そんな事を考えると

作品が作れる環境にある俺達は

ガンガン作って、発表する事が大事だと思うのよ。


チャリティー上等。

俺は年増芸者だけれど、お座敷掛かれば

どこでも踊るぜ。


普段、あれは嫌、これは嫌と

企画展から逃げ回ってる俺が言うんだから

説得力があるだろう?


馬鹿野郎!お前の場合はグウタラな

だけじゃない。


それ言うな! キャンキャン赤ばら




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