2454夜話「アートは語らない」 | だてっち日記

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                2011年作 「ワインの向こう」-3






昨日のあとがきに

「アートを語らないアーティスト」なんて

書いたけど、これ良いな・・・・。


大阪は今日も寒くてさ風が冷たいぜ。

こんな日に心斎橋を

ウロウロ徘徊するんだから


シラフじゃ駄目だろう・・・・

という事で、寿司屋に飛び込んで

何貫か握って貰って熱燗をクイクイじゃ。


締めに、茶碗蒸しを食べたら

ポカポカしてきたぜ。


歩きながら、いつも俺は考えるのよ・・・


作家のブログなんて読んでたら

自分のアートに、酔っぱらってる感じで

これは、不細工で野暮に感じてしまうのよね。


もう、作品だけに語らして

お前は黙ってろ!と言いたいぜ。


説教じみた事を偉そうに

言うから、さぞ素晴らしい作品かと

思いきや・・・・


これが、辛いものがあるのよね。

俺だって他人の事は言えないけれど

俺よりヒドイ。


アートの作家の辛いところは

能書きを言ったら作品で証明しなきゃ

いけない所だろね。


ここが詐欺師との違いかも知れない。


という訳で、尋ねられたら語りはするが

それ以外はアートの事は

言わない方が、良いみたい。


じゃあ、何を語るというのよ。

どうでも良いような事ばかりが良いな・・・。


最初、ブログを書き出した頃は

アーティストだということは伏せて

どうでも良いことばかり書いて喜んでたんだから・・・・


でもさ、このどうでも良い事が

自分のアートの根源なんだから

もっと大事にしなければね。


長い間、見てるけれど作家は

能書きを垂れなくなると逆に

作品が良くなってくるな・・・・・


要は、自分が思ってる事が

なかなか表現できない

もどかしさが、ウダウダ理屈をこねる原因なんだろうね・・・。


自分の演じる落語のオチを

説明しなきゃいけないのは

辛いものがあるぜ。


そんな事を考えてたら

いつの間にか、屋に到着して

材料を吟味していたぜ。



一杯飲むと時間と空間を

飛び越えてしまう。帰りにまた飲んだら

また、棲家に帰れなくなるんだろう・・・。

キャンキャン赤ばら




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いつも応援ありがとうございます。


う~ん、今日は酔いが長持ちして

少しも寒さを感じないですんだぜ。

こうでないとね。 ニャホ!花